フィリピンでの住所証明を簡単に取得する方法

 

この70日間で、3日しか休日を取っていないことに気づいた。どこかで休まないと鬱になりそうなワイ。今日もレッドホース呑んでおります。読者のみんな。俺に元気を分けてくれ!

というわけで。今日はKYCの続き記事を書こうと思う。

今回、2件ほど手続きがあったんだけど、1件「オマエフィリピンに住んでるなら住所証明しろ」と言われたのだ。なるほど住所証明ね! ハイハイ分かりました。

世界中、どこでも住所証明ってのは、三か月以内の本人名義公共料金請求書と相場が決まっている。結局これが審査を通す安心書類なのだ。

しかし! フィリピンってのは、自分名義で請求書が来ることは無い。

前に借りた人とか、オーナーとか、アドミンオフィスとか、よく分からない名義で請求書が届くからだ。その、誰かの名義の料金を払えば使える訳だ。それでなーんも問題ないので、そのようにして社会は回っている。

「そんな訳ないでしょ。だったら、料金払わなかったら、前の人に請求が行くじゃないですか……」

等と日本で理屈をこねるヤツは、マニラで電線踏んで感電死するであろう。

比の諸々支払いというのは、伝統的にプリペイド現金払い方式であり、いまだに銀行引き落としという制度が、ほぼ無い。ゼロといっていい。一部携帯ポストペイドくらいかな?
電気水道銀行引き落とし? そんな夢のような世界、あるわけねーだろ! 現金で払えばいいんだよ! というのがフィリピンである。これは当然の理屈だ。フィリピンでは、客が最下層である以上、銀行がサービスをする必要が無いからだ。

だから公共料金の名義なんて、誰が契約しようと関係なく「払えば使える」ということになっている。これは匿名社会ならではのことだとおもう。

(※これは社会構造として歪だし、問題だと思うんだが、それはフィリピン国民が考える事であり、俺の知った事ではない。この国ではこうなっているということだ。(冷たいようだが、俺は比人ではないので、フィリピンの有り様についてクチを挟む権利はない。俺に文句を言われても困るので念のため書いておく))

一軒家を持っているひとでも同じだ。嫁さん名義とか、そのへんの親戚とか、よく分かんないサービスプロバイダの誰かとか、管理事務所とか、下手すると建築会社の誰かよく分かんない人の名義だったりするんだが、フィリピンだと、それは別にどうでもよい話なので(笑) そのまんまほったらかしである。カネを払えば電気は通る、水道は出る。じゃあそれで良くね?ってのがフィリピンだ。断っておくが、これはフィリピン全土でこんな感じである。死んだ人の名義そのまんまで届き続けていても一切関係ない。払えば使えるんだから、名義はどうでもよいのだ。

むしろ、フィリピン在住者で、全部自分の名義です!全部俺の名前で請求書が来ています! と言える人は、おそらく読者でも数人もいないんじゃないかな?

あ。なんかまた微妙に脱線したな。話を戻そう。

 

「日本人で自分名義のきちんとした公共料金請求書」取得方法

一般在住者ならインターネット代がそれに当たる。(ので! 在住者の場合、出来ればインターネットの契約は、フィリピン人名義とかではなく、自分自身で契約したほうが良い! 外人でもKYCで使え、気軽に取得できる書類だからだ!)フィリピンの固定回線は、外国人名義でも全く問題なく契約できる。自分名義で契約できるのがインターネット。この請求書は、実はKYCで役に立つということを覚えておこう。

でもまあ、他人名義ってこともあるよな。(←くどいようだが、比ではそれが生活レベルで普通なんである)

だからフィリピンでのKYCの住所証明は悩ましい。フィリピン人でも、このようなパターンは非常に多い(家賃、電気代、水道代、電話代、ネット代、自分の名義が全くないということ。コレフィリピンで当たり前。よくある話なのだ!)

別に犯罪逃亡しているわけじゃないが(笑) フィリピンだと、自分の名義を一切使わないで生活できる。というより社会全体がそうなっている国だと言えるだろう。プリペイド式携帯電話の契約者が9割超えの国を甘く見てはならない。(名義どころか国籍も無いヤツがゴロゴロしているのである)ちゃんとしていない人の方が多い国なので、民間は利益を優先して物事を進めている。でも、一定のラインは引いてますよってのがフィリピンの現状だ。

しかしそうなってくると、住所をどうやって証明したらええねんということになる。

バランガイクリアランス/バランガイカーティフィケート(同じ意味)を取得すれば良い、と思うだろう。日本でいえば住民票。これ以上の居住証明書はねえだろって話。

外国人でも、この住民票は簡単に取れるし、名簿にも載せて貰える。私も何度も取った事がある。この書類があれば、住民であることはフィリピン中どこでも通用すると思って良い。よほど性格の悪いヤツ以外なら、大家に言うだけで良い。代理申請してくれる。(日本人が借りたってことを大家が証明してくれるんだから、当然書類が発行される理屈だ)バラクリは大家に頼めばそれで済む。

しかし。

このバランガイクリアランス(フィリピンの住民票)だと、いわゆるインターネットの最先端口座開設みたいなのは、まず100%弾かれてしまうだろう。
バラクリって、フォーマットも適当だし、KYCで使えなさそうなオーラが漂っているからだ。フィリピン国内でしか使えない書類だとおもう。あれって結局、町内会が発行した、手作り書類だかんな?
正規の書類ではあるんだが、国際的信用となると、ハッキリ言ってゼロに近い。

プリンターさえあれば、悪いけど、誰でもバラクリ作れちゃう程度の書類だ。絶対KYCで承認されない、と、俺は思った。

ふふふ。俺は始めっから、バラクリは無理だろうと見当を付けていた。となれば、手近にある書類は電気代だ。よし送ったろ。

 

みんな大好きメラルコさんの請求書

名義は違うが(←)とりま、メラルコさんの請求書送ったろ。メラルコというのは電気代のことだ。これ以上の公共料金ねぇだろ! ってことで、直近のを何枚か送ってみた。これで通ったあと、補充書類を出せばいいだろうという目論見だ。ちょっとゴリ押しかも知れんが、なんでもやってみることだ。

リジェクト(再提出) 何故! おいおい。一番の鉄板書類だろ! もう一回送ったろ。

予備書類として、レジデンス・カーティフィケーション(居住証明書。これはプライベートなので威力ゼロなんだが、名義が紐づいているということを伝えるために)予備書類として付けた。

リジェクト(再提出)

何度も送ったけどダメ。メラルコさんの請求書でダメってことは無いだろう……なんでなんだ?

もしかして……え。もしかして。ハッ

Img

 

もしかして。メラルコさんの請求書に、ドレーモンスタンプ押してあるから 最新の機械審査で弾かれているのでは……(片膝から崩れ落ちる)

おいおい。毎月 こんな素敵スタンプ押している俺をリジェクトするってどういうことよ。フン。大したことねぇな、オンラインKYC!

しかし参ったな。来月まで待つのも かったるいし、バラクリ取ってもどーせリジェクトされるだろうし。うーん。いまどきKYCって、全部オンラインの自動審査だからな。人間じゃない審査のほうが大変かもしれない。

あっ、バンクステートメント取ったら良いのでは?

バンクステートメントっつうのは、銀行から届く書類のことだ。一番簡単に取り寄せられるのは残高証明書。これは、フィリピンの理屈だとアホと言われて通用しないんだが、海外の理屈だと立派な住所証明になることに気づいた。

一般的に、銀行に登録されている住所宛に郵便物が届いているというのは、海外では信用とみなされるのだ。

「そりゃそうだろ! 銀行からの郵便物が届いているんだから、強い証明になるだろ」

と思うじゃん? そうじゃない。それは海外での話。フィリピンではそうじゃないのだ。比のバンクステートメントというのは、ほんの少し変わっている。

なんと、名前と住所を、好き勝手に入力して良いのだ! 別に届いてなくてもよいのである。
元々、住所というのに重きを置いていない国。住所不定で生きている人が多すぎる国なので、銀行の方で「いま住んでいるところ入力してくれや」という ぶん投げ証明書 が発行されるわけだ。

おいおい。それじゃ悪用できるだろうと思うだろうが、それは出来ない。残高証明書には(薄く)通し番号が入っており、銀行側は「悪用するのは勝手だけど、こっちはオマエのリクエストで出しただけだから」ということになっている。銀行が言い訳できるようにしてあるのだ。

余計な仕事は絶対に増やしたくないというフィリピンの銀行は、悪用したら客が悪いという、いわば性善説を取っているのだが、今回はコレが役に立った。

特に今回はKYC目的での取得なので、悪用でもなんでもないことを付記しておこう(笑) なお、残高証明の取得理由は「仕事で使う」だけで良い。即日発行。

書類を見ると……ホホウ。メチャクチャ「それっぽい」。いかにも正規の書類。(いや正規の書類なんだけども!) ハッタリが効いている。コレコレ。こういうのがいいんだよ。なんつうか、KYCに通りそうな感じの書類って感じがする。手作り感あふれるバラクリより絶対コッチがいいやんけ。さすがは銀行書類である。

———こりゃいいや。これならKYC通るんじゃね? さっそく送ったろ。ポチっとな。

結果。

一撃で通った。

おおおおおおおお!! フィリピン関係の住所証明。銀行の残高証明強し!

……

いや。コレ、かなり使えるんじゃねーの。これは日本人に共有したほうがええわ。だって、前半書いた通り、自分名義の契約がフィリピンでは無い(というか持てない!)以上、正規書類を出したくても「嫁の名義」「近所の人の名義」「誰だよコイツ」みたいな請求書しかない現状の中で、バンクステートメントは光り輝く黄金書類となり得るってことだ。

つい先週、フィリピンの銀行口座要らない説を書いたんだが、これは訂正せざるを得ない。やはり比の自分名義口座は使える。KYCで使えるというのは俺も想像していなかったが、なるほど確かに理屈だ。銀行口座を開けているってのは信用そのものだかんな。

現地に住んでいるという住所証明。シラッと銀行書類。これが強いのである! 今んところ、ものごっつう強いのである!Bzの稲葉さんでも「ウルトラソウル!」と言うであろう。

今回、たまたま2つの口座を開けることになったんだが、いまどきのKYCって実体を見るので、ACRなんて始めっからリクエストもされないのであった(笑)

比の住所証明は、比の銀行残高証明書が世界中で通りやすい! これは本物であるからタチが悪いのである!わはは。そのうちバレるだろうがな

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