おとといの話だ。酔っぱらって寝たとき、なんか涙が出るな~と思っていたが、あまり気にせず熟睡してた。
起きたら。眼が痛ぇ! あ。これ結膜炎になったかな? くらいに思っていたらエライことに!
っつーことで。フィリピンで眼病になった話。
酒は人類の友。俺は友人を見捨てられない。つまり本日もレッドホースと共に書いております。
起きたら眼が痛い……
参ったな……なんだか目がメチャクチャ痛いんですけど……涙も出てくるし……眼精疲労系でもなさそうだけど、なんだろ?
今日明日中に やらなきゃいけないことがあったので、片目でPCをカチャカチャしていたんだけど、これは辛いぞ。
頑張って作業していたんだが、これは無理。目が見えない。さすがに無理。当たり前だ。 ロクに眼が見えないのにPC作業するアホがいるか!
2時間くらい、ホンマ最低限のことをやって、俺は決断した。これは今日、病欠や。うん。俺だって病気になることだってある。目を酷使しすぎたか……
気持ちを切り替え、ひとまずグラブでケンタッキー・フライド・チキンさんを2食分 頼んだ。自炊も出来ないし、眼も見えないし、動けないからだ。今日は安静にしておこう。
あ。そういえば……そんな目薬あったような。誰かに貰ったような気がしたな…… 探したら、あったwww

(↑コレである!)
おおおおおおおお!! さすが俺!
この目薬を差しまくって、横になって泣いていた(涙がメッチャ出る)んだけども。ま、これで治るやろ。
———うーん。ヒマだ。
眼の病気って。別に身体はなんともないのに、目を瞑って安静にするしか道がないので、マジでヒマなんである。
俺はケンタッキーをモシャモシャ食いながら、しばし昼寝をしていた。気楽なもんである。腫れさえ引けばいいわけだし。そういえばこのところ、ロクに休んでなかったしな……
俺よ!さっさと病院に行け!
起きて、もう治ったやろ? と、鏡を見たら……

うっわ~!!! 凄いことになってるぞ…… キモ! これはキモイ!
っていうか。この鏡に映っている人、誰なんですかってレベルで俺じゃない。もはや俺の眼は完全に閉じてしまったのである。
これはアカン。ロート抗菌目薬EXでどうにかなる話じゃない。コレ絶対 抗生物質が必要なヤツや!
これまで俺は、フィリピンで眼科なんか行ったことが無い。とりあえずググってみたら あった。
しかも! 眼科専門医が5名在籍しているという 割とスゲェ眼科が近所にあったのである! おおおおおおお……僥倖……なんという僥倖……
これはもう 診てもらうしかないだろ。だって、目は腫れあがっているわ、涙は止まらないわ、かなりエライことになっていたからである。時間は午後3時。まだ全然 間に合う! (閉院は午後六時)
◇◇◇
なんとか片目だけでバスに乗ったら、おれの娘の医療費が無くて死ぬとかいうメンドクサイ オヤジが来て、俺にカネをたかってきた。いや、すまんが、今オマエの娘どうでもいい。それどころじゃないんである。どけ!
眼科にたどり着く……が! 医者不在…… おい! 5人全員いないのかよと言ったら いないのだと言う。客(患者)がいないと15時ごろには全員帰るんだってよ! あっそ!
フィリピンの眼科って、メガネ屋を併設していることが多いので、医者が居なくても開いていることが多いんである。
仕方ない。他に行くか! 探してみたら、あった。 キタ! 400m先に眼科専門医! こちらは町医者だが、そんなんどうでもいい。確定診断が、今すぐ欲しいのだ!
400mということで歩いていったんだが。片目でフィリピンの道路を歩くのはマジで危ない。遠近感が無いのだ。2回くらいクルマにぶつかりそうになり、1回歩行者にぶつかり、1回側溝に落ちそうになった。
で、なんとかたどり着いた個人病院! 眼科! 開いてた! やった!
受付 「医者帰った、明日来い」
何故…… じゃあなんで病院開けておくんだよ! ってやっぱりメガネ屋併設なんかーい!
ああ無情。もう近所に眼科は無い。でも今日中に絶対診療を受けたいので、仕方ないから総合病院に行った。これまた徒歩である。ここは緊急診療対応の24時間病院だから、待たされるのは覚悟の上で、だ。
受付「医者帰った、明日来い」
……なんで緊急病院に医者がいないんだ……いや、言うまい。
虚しく自宅に戻る
どーすんだよコレ。こうなったら自宅にある抗生物質で、効きそうなヤツを飲むしかない。調べてみたら、効果のある抗生物質が一錠だけ自宅にあった。以前狂犬病治療で買った薬の飲み残しが もしかして効くかも程度にはカスっていた。(※眼瞼蜂窩織炎に効く) しかも期限はNOV/2026 ! ひとまずコレ(Co-amoxiclav)を飲もう。一切迷わず飲んだ。
なお、こういう行為を批判するのは的外れだ。だって俺が自己判断で勝手に飲んだことなんだから(笑) 俺は俺の身体に関しての最終決定権があるかんね! これを愚行権の行使という。ひとは他人に迷惑をかけない範囲で、自分の判断で愚かなことをしても良いのだ。
———うん。この薬は麦粒腫に効く。でも、俺が麦粒腫とは限らない。眼病の確定判断は素人では出来ない。眼科医でも判断が分かれるほど、眼って難しいのだ。だからこういう行為は止めた方が良いんだが、俺は目の前の治療が必要であり、病院を三軒回った結果、まさに門前払いされた訳なのだ。
「そんなことは絶対するべきではない」と、誰もが言うであろうが、では。あえて経験則から言おう。明日朝イチで病院に行って、同じように医者がいないと言われるのがフィリピンである。そうなったら、ただ虚しく悪化するだけではないか。
もうひとつ。目が見えないというのは、単に視界が悪くなるだけではなく、判断力も思考力もガタ落ちする。片目が見えているとしても、まったく正常とは言い難い。
もしも、明日医者がいなかったら、俺は自己判断で抗生物質を入手して飲んでいたであろう。途上国での生活って、建前だけで生活していると、取り返しのつかないことになったりするからだ。まあ、クソ高い病院にいく選択肢もあるんだが、それほどのことも無いという判断もしていた。
温罨法(おんあんぽう)
で! 俺はベッドに戻ってきた。全くの無駄だったわけだが、とにかく どうにかして、自力で今日の最善を尽くさねばならない。
調べると、温罨法という方法があって、温かいタオルを目に乗せると良いらしい。なーにが温罨法やねん。難しい漢字使いやがって! (笑) 要は眼を温めろってことである。
……しょーもな…… それで治ったら苦労は無いのである。
世の中には色んな考えをしている人がいるが。俺は化学を信用している人である。ただの民間療法じゃねーか…… それも、冷やすなら分かるが、温めろって……
アホくさ と思っていたんだが、この温罨法というのは、かなり信用のおける方法らしいことが分かってきた。なんでも、簡単なモノモライ程度なら、この温罨法だけでも治るってほど、第一にやるべきことなんだそうだ。
へー。じゃあやるしかねえな! 早速やることにした。やること無いしな。治りゃあいいんだよ。
清潔なタオルを絞り、電子レンジで温めて、目に乗せてみる。なんでもやってみることだ。だって、目が見えないんだ。どーせ やることないんだから!
15分とか書いてあるが、タオルはすぐに冷えてしまうので5分も持たない。
俺はベッドと電子レンジの間を往復して、ひたすら目にタオルを乗せ続けた。
……なにも変わらない。なんなのコレ。
この方法は、15分間を一日4回づつやるそうだが、俺は2時間ぶっ続けで行った。何度も書くが、やることが無いからである。
と……腫れが引いてる! え? なんで?
しかも、分かり易い位、腫れが引いているのだ。目を開けることができたんである! これは実感としてスゲェって位のことだ。
これは! もしや温罨法、アリなんじゃないでしょうか? やればやるほど腫れが引くのだ。こんなに効果あんのかよ!
なんでも、モノモライが出来た時って、老廃物を温めて溶かすというのは、いわば「人類の知恵」的な、確立された方法なんだそうだ。なるほどね。200年前だって、モノモライはあっただろうからな。
それにしても、(俺には)劇的に効果があった。どうやら やり方がうまくいったようだ。調子に乗ってマッサージとかしてみると、マジで腫れが引いてきた。うおおおおお! こんなに効果あんの!
さっき飲んだ抗生物質も、ちょうど血中濃度が最高に達した頃だ。
ロート抗菌目薬 + 抗生物質 + 温罨法 + 睡眠
これはもう、自宅でやれる最善と言えよう。よし。4コンボで寝て、明日医者に行こう。
結果、治った!
朝起きたら治っていた。医者に行かなくて済んだ。この方法で完全になおった。朝起きたら、もう完全に、いつもの眼に戻ってくれていた。あれほど腫れていたのが嘘のようである。
お岩さんの写真を使ったが、これは大袈裟ではない。この通り、プックリ、シッカリ腫れていたのだ。
どうやら、自己判断で行った治療が、ことごとく正鵠を射たようだ。
分かった事
1.ロート抗菌目薬は、ガチでモノモライになった際は気休め以下なので、わざわざ日本から持ってくる必要無し(涙で流れてしまう)
2.モノモライに温タオルは、かなりバカに出来ない効果を発揮する
3.(フィリピンにおいて)眼科は午前に行かないと医者が帰る可能性大
日本に売っている「蒸気でアイマスク」アレは眼病防止という意味から言うとかなり強いことも理解した。書けないんだろうが、モノモライ防止としては相当有効だ。
っていうかUSB充電のホッカイロ的なヤツ。アレ、フィリピンで一切要らないと思っていたんだが、もしかして使い勝手があるのでは? なにかを温めるっていう用途は何かと使える。
※この記事は特に危険な記事です。私は医者ではありません。このような行為は するべきではありませんので絶対に真似しないでください
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