フィリピンでの日比結婚式アレコレ(序)

 

近所の唐揚げ屋でイーサウ(鶏腸の串刺し)を全部買ってやった。家に帰ってサンミゲルライトと一緒にモシャモシャ食べております。

日本じゃシルバーウイークだっつうのに、割とバタバタと忙しい。

明日はようやく気分転換できるのだ。なんたって結婚式に参加するんだかんね。

 

明日は結婚式に招待されていない(インビテーションカードが来ていない)んだけど、参列して欲しいということで、朝から行ってまいります。

なんだそりゃ? と思うかも知れぬが、これぞフィリピン現地のあるある、なんだよな。この辺を今日は解説していきたいと思います。

日比カップルの結婚式

日本とフィリピンとは文化が違う。当たり前だろ と思うだろうが、その文化ってヤツを痛切に感じるのはやっぱり儀式。結婚式なんかはもう、まるっきり全然違うと言っていい。

そうだな。例えば、日本と違って、誰でもフラッと他人の結婚式に参加してもOKなのがフィリピンといえば、えええええっとなるだろうか。

だってそうだろう。比では教会で式を挙げるんだけど、教会ってのは日常的に人が来るんだから。誰かの結婚式をやってるなんてフツーである。

ウッカりそのまま教会の庭でメシを食うパターンを選択すると、アリの如くヒトが来て、よく分からない野生の路上愛好家が、高いカネを出して準備したレチョンマノックをノドに詰まらせていたりする(笑)

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だが日本人よ。結婚式はお大尽。大いに食い、飲み、歌うのがフィリピン流。そのへんの乞食も全然OK,いやむしろキリスト教的にアリという話なので、まあ許してもらいたい。

あ。

話それた。なんの話だっけ。結婚式の話か。酔っ払いなんですいませんね

 

——えーと。結婚式というのは男女が平等に愛を誓いあう訳だが。

実際のところ男性は結婚式に憧れなんていうのは(あんまり)無いので、やはりこの結婚式というのは、万国共通。女性の為のものだろう。

ほんで。日比カップルというのは、日本で式を挙げ、比で式を挙げる人が半分くらい居る。なんでかっつうと、国際結婚の場合、招待しても来れない人が多いからだ。これは仕方のない事だ。これは誰でも理解なんである。

理解なんだけど、大きな問題がある。それは、新郎新婦のゲストが、どちらか一方に偏ってしまうということだ。

これはねぇ。仕方ない。仕方ないけども、新婦ションボリなんである。だって、新郎側もワーって来て欲しいじゃん。最愛の人の学友とか、ツレとか、諸々関係者だって知っておきたいじゃん。結婚式に出席してたってだけで、マジで友達ってことが証明されるんだしな。それが出来ないんだから。

このあたりは、国際結婚式の難しさであろう……だから日比両方やるって人もいるんよね……お財布と相談しながらってことだけど……(笑)

というわけで! 日本人男性とフィリピン人女性(逆も同じ)。どうしたってフィリピンで式を挙げると、新郎側のゲストは激減する。しゃーないのである! どうしろと?

こっちの駐在ならば会社関係動員できるけど、それ以外となると参列者はお寒い限り……小中高大学時代の友人関係は、日本でならOKだろうが、まずフィリピンには来てくれない。親は来るだろうが、親戚だって危うい。新郎側の参列者は20人もいない状態になりがちなのだ。いや。親だって来てくれるかどうか……フィリピン渡航っつうハードルは、この読者が考えている以上に一般人には高いのだ。

ましてや、自分が日本に住んでいて比人と結婚式をすると言う場合。こんなん論外である。もしかして新郎側の参列者。うっかりゼロってことだってあり得るのである。

それは花嫁も理解なんだが、さすがに参列者ゼロって訳にはいかない。いくらなんでも寂しすぎる。それに、フィリピンの結婚式は、単なる儀式ではなく、法的にもある程度意味を持つ。結婚式を行った会場や、神父の名前も結婚届に記載される訳だし。諸々日本より重い儀式でもある。

だから、最低でも、日本人は10名程度は確保しなければならない。新郎側で10名。新婦側で10名。このような集合写真を撮影しておけば、恰好がつくからである。

(もちろん、そんなことしなくても、結婚は有効に成立するが)なにしろ結婚式っつうのは、下手を打つと(女性から)一生愚痴愚痴言われることなので(笑)

日比カップルが比で結婚式を挙げる場合は、最低でも10-15名程度の日本人を動員すべきであろう。やはり見栄、映えというものがある。普段ではなく結婚式のことだしな。それに、外国人と結婚したというのは、特に比では自慢となるので、なるべく日本人に集まって欲しいというのは人情だろう。

でも、そこが難しい場合は、アレコレ伝手を辿って日本人を集めるわけである。別にヘンではない。誰でもそうする話。やらないほうがおかしい。

 

比の結婚式には役割がある

日本と違って、比の結婚式は細かく役割があって、新郎新婦に近い人ほど重い役割となる。(詳しくはAIに聞いてね(笑))だから結婚式に来てね、と言われたらどういう役割になるのかということを確認しておくべきだろう。

今回はインビテーションカードすら貰っていないので(これは愚痴ではない。日本人側は軽く考えているので、よくあることである)どの役割なのか分からない。

新郎のラインも知らないどころか、本名さえ知らない(笑)

話の内容からするとGroomsmen(親しい友人)という立ち位置での参加のようだ。なんでかっつうと、衣裳の指定があったからである。
今回指定されたっつうことは、いわゆる、結婚式の正式メンバー入りしているということになる。

これはもう完全に日側の動員である。(っていうかそう言われた)

もしもフィリピンに住んでいて、日本人から結婚式に出てと言われたら、やはりなるべく出るべきだろう。義理というのもちょっと違って。新郎側のゲストがスッカスカというのは、やっぱり普通にオカシイ訳なので、「教会だけならいいですよ」くらいは言うべきだと思う。(他の儀式は別に居てもいなくても良い)もちろん付き合いの距離感にもよるが。

だって、フィリピンの通常カップルの結婚式って、短く見積もっても、ギッシリと丸二日か三日くらいスケジュールされているからだ。コレ全部付き合うのは ほとんどムチャである。

一般的には、結婚式前夜! 「独身最後の日」と銘打って、新郎新婦は双方の友達を集め、バカ話に花を咲かせ、ヤンチャをすることになっている。人生最後の無礼講ということになっている。

だから、結婚式当日の午前は、なにもスケジュールを入れないことになっている。(だってみんな二日酔いで寝てるから)

で、12時くらいから、遠方の親戚とか来るので、その写真撮影に4時間くらいかける。インビテーションには12時とか13時とか書いてあるけど、行っても会場でほったらかしにされることが多い。

二日酔いで起きた友人らが教会に集まるのが、大体午後4時という設定となっている。(新郎新婦は体力勝負である)

だから、招待状通りの時間に行っても、せいぜい着替えをして、集合写真に納まる程度の話。全くの無駄である。家族親戚の顔合わせという建前の時間だからだ。

で。午後4-6時くらいに教会ということになるんだが。逆にここから先は絶対来いよという話である。なんたって教会の儀式というのが結婚式そのものだからだ。これだけは絶対顔を出す必要がある。

ここは日本よりずっとずっと重い(ので、逆にいえばここだけでもOKである)

動員日本人の御祝儀

これまでワイは、動員された場合の御祝儀は渡さないことにしていた。(完全に動員と分かり切っている場合で、かつ相手がOKしている場合)
日本人側としても、そこは全く期待していなかったし、メシだけ一杯食って帰ってもらったらいいんで!みたいな(笑)反応であった。まあそうだよな。

比は『呼んだ方が払う』『祝ってもらう側が払う』という文化がある。(結婚式だと交通費の負担だけでも大変である)この例外となるのは葬式だけだ。
たとえば誕生日会を開いたとしたら、誕生日の奴が全額負担して準備するというのがフィリピン流だ。(なぜこんな仕組みになっているのかというのは、また別の機会に書くとしよう……いつになるか知らんけど)

でも、フィリピンを理解すれば、これは非常に理にかなっている仕組みなのである。

あ。また話それたな。

というよりも、日本人の方からそう言われていて、顔だけ出してくださいというパターンだけであった。(一応式が終わってから、別の形で渡すようにしていた)
このあたりが、和式と比式を混合している難しさである。
御祝儀を渡すとしても、教会封筒形式と、マネーダンス形式の二種類があるのがややこしい上、日本人のほうはどっちが分かっていないから、どうしていいのか分からんのである。

悩みに悩んだ末、一応御祝儀は(比の)相場より上、(日の)相場より下の額を包むことにした。

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