今年も車検の季節になってまいりました。
別にネタにするわけではないんだが、これまで紹介していた、ちょっと如何なものかとおもう車検場に、今年も行くかどうか? 迷った。
というのは……さすがに前回同様、エンジンもかけないで排ガステスト終了! というのは、ちょっとアレじゃないですか。
それに、2つ懸念があった。
1. 家から遠い
2. 予約、テスト、書類 と、三回行かなければならない
別に3回行ってもいいんだが、どーしよっかなーと迷っていた訳なのだ。
今年も行こうかなー。あのハイテンション車検屋。どーしよっかなー。
最新情報を見てみると。今年は、車検を受けた人に酢をプレゼントしているのだという。
「酢? 何故、酢?」
アカン。やっぱりおかしい。関わってはアカン車検場だ。全く意味が分からない。なんかもう年々狂気を感じる。
以前、国道でナンバープレートを両方落っことしちゃったという、あり得ない警察書類を作ったのもココだからな……(苦笑)
止めておこう……
もしかしたらメンドクサイことになるかも知れないが、別の車検場に行くことにした。今年こそ! ある程度、ちゃんと試験を受けようと言う気持ちからである。(マジで!)
という訳で、今日は、別の車検場に行った顛末を書こう。
初めての場所だったが、地図を見ながら到着できた。エミッションテストと書いてある。オッサンが二人寝ているだけだ。
普通、フィリピンの車検場というのは激コミなので、これは意外であった。机が置いてある。
エミッションテストをしたいと言って、CR/ORを見せると、「5100ペソ」と前金を要求してきた。高い!!
狂気の車検場は4600(ペナルティ無しなら3800)だったから、割高である。俺は大人しく払った。
彼は俺の電話番号をメモすると、「じゃあ連絡するから」と言われて、それで初日は終わった。これは、どこもそうである。
フィリピンの排ガステスト屋というのは、どこも機械が一台しかないので予約制なのだ。
俺は来週あたりに排ガステストをするんだろうと勝手に思い込み、その場を去った。
◇
その日の午後。車検屋のにーちゃんから連絡があった。「今から来い」という。
なぬ? 早い! 申し込んだ当日にテストを受けられるとは!
こういったことは早いに越したことはないので、俺は慌てて車検屋に行った。
着くとニイチャンが待っていた。
「ハイこれ」
「?」
……
……え? 終わり?
「フィーニーッシュ」 とニイチャンは言い残して、どっかいった。
おいおい。エクスキューズミーっていうか、エクスキューズユー!!!
おかしいだろ!
何故、テストが終わっているんですか?
ニイチャンが渡してきた紙は、新しいOR(今年の検査証)なのであった。
これは酷い。だって、前の狂気の車検屋だって、検査自体は行ったからだ。今回新しく開拓したところは、検査どころかクルマに指一本触れてないのである。
保険証を見てみる。おお。高いカネ払っただけあって、20万ペソの上限になっている。あーよかった……じゃねえよ! おかしいだろ! 住所欄に「マニラ」としか書いてねぇじゃねえか!(笑)
いや~。一日で車検が終わってしまった。
全く検査していない。全く! 検査をするフリすらしていない。そりゃあ、空いているわけだよ。検査自体やらねぇんだから。
ということは。もしかすると、この車検屋に頼めば、書類郵送だけで、車検完了するんじゃねぇのか。
おそらく世界一のペーパー車検屋だろう。本当に紙で手続きしただけだ。
断っておくが、俺は不正をしたくてしているんじゃない。別に前評判を聞いて、新しいところに行ったわけでもない。誰か日本人から聞いて行ったわけでもない。飛び込みである。
という訳で、今年は、
「狂気の車検屋を避けて、別んところに行ったらもっと酷かった」というオチでした。

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