調子に乗り過ぎている近所のひとについて書こうと思う。
今日は宝焼酎4リットル!860ペソで売ってたから、つい買ってしまったんだもんね。その上でビールを飲みながら書いております。
調子に乗り過ぎな近所の人、見つかる
ことの発端は、なんかツレが、旨いステーキ肉を食いまくっていたのだ。
—まぁね?たまには、そういうの買って食べても別にいいよね?
と、気にもしていなかったんだが、ソイツ、しょっちゅう食っているんで、ついに聞いてみたところ、激安で売っているんだという。しかもワイの近所のバランガイであったww
スゲェ高級肉!!
見てビビッた。こ、これは….
冷凍牛肉なんだが、明らかにA5。ちょっと買えないレベルの肉である。S&Rあたりの、パッサパサ肉ではない。
こんなもん、店で食ったら2000ペソ…いや、もっとするんじゃないの?というくらいの、極上ステーキ肉である。
それがなんと。700ペソで売っているのだ。
しかもお値段均一料金。普通、肉ってのは重さを計って売るというのが万国共通なんだが、ソコは凍っている肉「一塊」で700ペソという売り方をしているのだ。
なんでこんなに安いん?
聞けば、アッサリ答えてくれた。これは神の贈り物であると!!
なんと神の贈り物だった!
なーんだ。神の贈り物か。じゃあしょうがないな!
なんでもご本人は、いわゆる保冷倉庫で真面目に働いている、勤勉な一労働者ということなんだけども、どうも帰りがけ、本人のカバンに、ウッカリ肉が入ってしまうらしく、もう食い放題という状態だったらしい。
そんで、あまりに毎日、ウッカリカバンに肉が入ってしまうもんだから、ついに自己消費にも限界がきて、近所に売るようになったんだと。
当然。上質な肉が安い!ってんで、アッという間に評判が広がったもんだから、ご本人、さすがにヤバイと思ったんだろう。
慌てて….
….
…
—–売上金を基に、
ストッカー↑ (専用冷凍庫)を買ったというのである!
なるほどー!!なるほどですね!!物凄くなるほどですね!!天使の様に繊細に。悪魔のように大胆に!(笑)買ってしまったと!!
さらに、調子に乗り過ぎている近所のひとは、ついに広告まで打ち始めた。なにせ原価ゼロである。売れた現金=収入。うーん凄い話だ。
なんでこういう話が成り立つのか
フィリピンでは、こういう話が成り立つ。なんでかというと、例え捕まったとしても、捕まるまでのリターンが大きいなら、それでも得だからだ。公務員の汚職もそうだが、要は生涯年収以上のカネが手に入るなら、汚職をしたほうがトクなのだ。
ウチの近所では、この肉の他にも、どうみてもあり得ない値段で売っているジュース(ただしダース単位)がある。これまた堂々と売り過ぎてて、ついに国道沿いに店まで構えている(笑)
ま。韓国グロッセリーで、もっとウマイ冷凍肉が売っていることを知ったんで、そっちに手が伸びることもあり、この話も無くなってしまったんだが。
あの肉。まだ売ってんのかな?とか、時々思い出す。
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