今日は、フィリピン(海外)での「タマゴ問題」について触れたいと思う。この質問、割とよくあるので、記事として書いてみることにした。
なお、本日。当ブログ、少しメンテを行ったところ、一部の記事が消えてしまった(泣) これは復旧できないので、そのまま死亡です。
フィリピンのタマゴ問題とは?
まず。そもそも、タマゴというのは、生活をする上で、ほぼ欠かせないといっていいほどの食材である。単体でも食べられるし、料理ならなんにでも使えるし、(生なら)完全栄養食品でもある。それにお財布にも優しい。
ところが、フィリピン(というか海外全般)の場合、タマゴを買って調理して食うというのが、とってもメンドクサイのだ。どれだけメンドクサイか説明しよう。
買う店から選ぶ
パチンコ屋と一緒だ。出る台が多い店ほど優良店と全く一緒。まず、フィリピンでタマゴを買うには、流行っている店で買わないとダメだ。つまり、売れている店で買えということだ。
タマゴだけは、ロビンソンやSMが良いとは限らない。S&Rも、一切信用してはならない。これは経験で鍛えていくしかない。自分の住んでいるエリアで、信用できるタマゴを売っている店というのは、買い物と別枠で考えておかねばならないといっていいだろう。
タマゴの見方
買うタマゴの見方。フィリピンといえども、一応パッケージに消費期限がシールで貼ってあるが、あれは張り替え前提で、すぐ取れるようになっているのがほとんどだ。アルファマートなんて、貼ってすらいない(笑)あの日付は、あくまでも気休め。目安といっていい。
次に見るのは、タマゴのカラだ。卵のカラをよく見ると、薄く黒い穴があるのがわかるだろう。日本ではほとんど見ないが、フィリピンではほとんどソレだ。
フィリピンのスーパーでは、(ある意味無駄でもあるのだが)なるべく、なるっべく!!タマゴ表面に、薄っすらとアナのようなものが空いていないタマゴを選ぶべきだろう。
一番の罠として、新鮮なタマゴと、古いタマゴを混在して売る店だ!!こういう店は要注意である。
もちろん、フィリピンでも、ちょーど都合よく、自分が買い物に行ったら、新鮮なタマゴが売っていることもある。そんときは即買いだ。多めに買ってしまおう。
割れていないかチェック
フィリピンの場合、流通がアレなんで、タマゴは普通に割れている。ヒビが入っていることもある。また、レジのねーちゃんは、タマゴの上にビールとか普通に入れるので、持ち帰りの際割れることもある。
家に着いたらやること
これさえ覚えておけば、フィリピンのタマゴで酷い目に合うことは無い
それは、鍋かなんかに水を貼って、買ってきたタマゴを浮かべることである。(面倒くさいが面白い)
沈んだタマゴほど新鮮。浮けば浮くほど古い。
実際んとこ、一体どのくらい古いタマゴなのか?わかりません!!というのがフィリピンのタマゴである以上、これはかなり目安となるだろう。
何故これが必要なのか
実のところ、タマゴは多少古くても食える。
しかしながら、タマゴというものは、料理中に割り入れる使い方をすることが良くある。
油断して割り入れたら、腐って真っ黒なタマゴがフライパンにinしたら….ああ。料理は全部、一瞬にてゴミとなる。
だから、タマゴを使う時は、(洗い物は増えるが)別の皿で割って、鮮度を吟味してから投入したほうが良い。そうすれば、一目で鮮度は分かるからだ。(黄身で判別できる)
半熟は大丈夫なのか
これは大丈夫だ。いわゆる温泉卵を作ればよい。
サルモネラ菌っつーのはタマゴのカラに付着しているので、それを熱で殺菌してしまえば良いのだ。(当然、その際に鮮度チェックも同時に行えるわけだ)
水に沈んだ卵を70℃くらいで温泉卵にしたら、ほぼほぼ問題なく食える。
—こんなことをしているから、日本に帰国したら、牛丼に生タマゴかけて食いたくなるんだよな!アレは物凄い贅沢な行為なんである。
なお。フィリピンの場合、反則技として「ニワトリを飼う」という手がある。
この国。鶏飼育については、おそらく世界一寛容な国(役所の中でさえも誰かが飼育している)なので、田舎なら飼ってしまうのはアリもアリ。大アリだ。手間こそかかるが、新鮮なタマゴを、完全自己責任で食えてしまうというのは、フィリピンならではの特権とも言える。
「タマゴの鮮度??—-ふーん… なんならさぁ?鶏ごと飼ってしまっても—-構わんのだろう?」答えはYES.田舎住みなら検討してよい!
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