海外在住とVPN(2)

リクエスト記事(2)

1を書いてみてちょっと反響があったので、一応(2)を書きます。内容はグダグダだかんね。

無料VPNでも別にいいが・・・

実の事をいうと、ただIPを変更したいというのであれば、別に無料VPNでもいい。ただしそれは通常の話であって、スマホやタブレット端末でVPNを使うなら、やはり有料の方がいいと思う。
というのは、無料VPNというのは、基本的にIT関係の人は使わないので、検証されていない。(ので情報がない)どんな挙動をするか分からないということだ。
読者の人が「つながるのに1分かかるけど繋がったら快適」なんてコメントがあったけど、馬鹿を言うなである。自分なら20秒でもダメだしするだろう。それほど難しい仕組みでもないし、せめて10秒以内に切り替わるはずである。(まぁそこが無料と有料の違いなんだろうけど)VPNというのは、全ての通信を国別サーバに、転送する仕組みである以上、大手のほうがいいと思う。怪しい挙動をするVPNなど止めてしまえ。他にいくらでもあるのだ。
有料といっても三年契約で1.2万円くらいだ。大手VPNは全て匿名契約できる仕組みがあるので、なんなら駐在仲間とシェアしてもいい。捨てアカとパスワードだけで契約できるのだ。

無料接続といっても色々あるけど、正直ロクな話は聞かない。ヤバイのかヤバくないのかというのは、接続先にもよるからなんともいえないけど、有料VPNといっても、ほとんど全部月何百円、いや長期契約なら何十円の世界である。
日本にいる時間が6ケ月以下の人なら、大手VPNと契約しちゃったほうが楽だと思う。いやなら止めりゃいいんだし。
それを見越してVPNってのは、長期契約の割引がヤバイほどお得に設定されているんだけどねw このあたりは個人の感覚で、財布と相談しながら決めればいいと思う。

 

筑波大学を勧めないといった理由

筑波大学は日本の生IPをVPN利用させる学術実験をずっと前から行っている。こんなことを指摘されるとは思わなかった。読者の方にも詳しい人がいるのだなと思った。
日本にいながらソフトバンク携帯IP等から接続できてしまうという仕組みは確かに魅力的だけど、提供者と大学側の二重にログを取られている以上、匿名どころか逆に痛くも無い腹を探られる場合もあるんじゃないかということ、そしてなにより設定が難しいことの二点からオススメはしない。あれを簡単だというのは、あくまでもITに慣れている人である。一般人には何が何だかわからない。「いや~openVPNの設定ファイルをフォルダにぶち込むだけでしょ?」という人は地獄を見るであろう。そんなことをド素人に、ラインや文字で、イチから説明するほどアンタヒマですか?ということになる。100%、分かんないから家まで来いと言われるだろう。そして筑波のサーバなんぞ、生きてる設定どれだけある?と言われれば、知っている人ならその通りだろう。自分で使う分にはいいけど、人に使えとは言えない。

 

匿名を守る意義とは?

私は、disroot.orgという言論の自由!プライバシーを守る!という団体の日本人メンバーである。(書類出したら受かっただけで何もしてないけど)
リンクをクリックしてもらえば分かるけど、クソ怪しい。この「言論の自由」団体を通じて、様々な匿名化を学んだんだけども、「原子爆弾の作り方」「死体の隠し方」なんていう情報は、最後までひとつもなかった。

最終的に言論の自由というのは『メールアドレス一本だけでサーバを立てられるようにすべきである』ということなんだけども、立てたはいいけどその内容というのは、犬の散歩日記だの、今日の昼飯だのといった、正直いってどうでもいい内容のもので埋め尽くされていたといってもいい。なんだこりゃなのであった。

どうしてここまで個人情報を隠蔽する技術を磨いておいて、内容は「新しく買ってきた猫の餌の食いつきがよくない」なんていうことばかりなんだろうか?これはカモフラージュなのかというとそうでもない。どうやらメンバーは本気であった。

インターネットについてヨーロッパの一部の人たちというのは、個人情報というのは「そもそも知られるべきことではない」というところから出発しているので、今がおかしいわけだ。
現にEUでは「クッキーの受け入れの許可」について法律を作った(あのクッキーを許可しますか?と出てくるクソウザイポップアップだ)それが遠因でyahoo japanなんかもヨーロッパから撤退している。

日本人からすると「身分も顔を出せないのは悪いことをしているヤツ!」という話なんだろうけど、ヨーロッパの人たちからすると「言論や表現の自由において個人情報を出す必要がない」ということなのだ。だから意義などなく、まず匿名であることが自然であるという考えがある。

私個人

これは個人ブログなんで、私の思うがままに書くんだけども、私は反グーグル主義者である。日常の検索エンジンではグーグルを使っていない。youtubeも別アプリから見ているw
もはやグーグルのサービスを使わないということはあり得ないので使うこともあるし、スマホはアンドロイドなんでいい加減なもんだけど、なにか取り込まれている気がするので気に入らないのだ。

そもそも自分の国でも言論の自由が守られていないことがあると思っているので、国では「言論の自由の塊」とも言える週刊文春を駅で実本を買い、飛行機で読むことを楽しみにしている。ほんのささやかなことだけど、やはり私は言論の自由が好きなんだろう。こんな記事を書いたからにはグーグルアドセンスの申請をしても面白いかも知れない。

 

VPNを使う上での有益情報

VPNを使う上で、例えばサイバーゴーストなんかは、サーバの込み具合なんかを表示してくれるところがある。
「日本1は96% 日本2は50% 日本3は1%の混み具合」なんて親切に教えてくれるわけだ。ここで全員間違っているのが、「あざます!じゃあ日本3につなげよ」ということなのだ。
それは間違っている。VPNは混んでいるサーバに繋げなければならない。混んでいるというのは安定しているということなのだ。

だってそうだろう。なんで空いているのかというと、例えばファイアフォックスにダメ出しされたり、下りが遅かったりといった問題が発生しているからだ。利用者にしてみれば、快適に動いていれば別にどこでもいいのである。だから混んでいるほうがいい。使えるサーバだから人気があるということなのだ。
業者側がひとつのサーバに集中してどうのこうのと言われても、それは知ったこっちゃないのである。空いてるサーバに繋げてやろう、なんて優しさはいらないのだ。安定して速度を叩き出してくれて、ネトフリもアベマもスイスイのサーバの接続をこそ切ってはならないのである。負荷98%のサーバなら、なんだまだ2%あるじゃないか繋げたろwでいいのである。有料ユーザーなら、ワガママ接続しまくって、ダメなら他に切り替えていい。空いてるサーバのサジェストなんて知らないのである。

 

日本IPの意義は多様にある

普段から日本IPで接続しておくというのは、ストレスという意味でも格段に違う。楽なのだ。「海外だから英語で~!」なんて頑張るのも、在住3年過ぎたらどうでも良くなるだろう。
日本語が最も早いに決まってる。英語検索していても、日本語情報が必要なときは、私は「とは」と平仮名を入れて日本語情報を取るようにしている。語学の習得は大事だが、それ以上に効率というものがある。日本語であれば、100%なんの苦労も無く情報が手に入るのだ。

調べものひとつしても、いちいち「海外IPでは権利の関係上閲覧できません」「ロボットではありませんか?」「煙突の画像をクリックしてください」なんてことを毎日やっていたら冗談抜きに気が狂う。さっさと安定した日本IP常時接続環境にして、ストリーミングで紅白歌合戦を見ながらクソ高いモチを食うのが、海外在住日本人として正しい振舞い方だと思う。
DeepL翻訳にぶち込めばいいじゃない?それはそうだけど、それは手段である。

何度も書くけど、VPNは居場所を誤魔化すだの悪用するだのということで使うのではない。そもそも海外に住んでいる時点で半分匿名化している私たちである。
こっちのド田舎のペソネットにブラっと入って、「区役所に爆弾をしかけました!」と書いても、おそらくバレないだろう。いや、バレたとしてもなんなのだろうか。なにかなるとは思えない。コッチに住んでいる状態なら、そもそもはじめから匿名性は要らない。wifiのパスワードをすぐに教えてくれる国民性の国じゃないか。PLDTなんて、ちょっと古いモデムならWEPなのである。(※VPNというのは、基本的に常時接続しっぱなしである。(本来)必要のあるとき繋げるというサービスではない。念の為書いておく。広告を見たら何時間無料!というのは、そういう意味でVPNの概念から外れているのだ)

 

せめて一年のうち6ケ月以上海外の人なら、やはり大手VPN

有料VPNはいろんな果実がある。直近ではアベマのワールドカップだけど、それ以外にもたくさんある。海外に移住すると、日本からのサーバから弾かれて途方に暮れるということもある。「接続情報を偽造!」なんて、あまり頑張らずに、使えるものは使ってしまった方がいいように思う。日本に住んでいれば無用であり、カネドブなのかも知れないが、海外に今後絡むなら、いちいち短期契約するより最長の三年契約(アホ程安くなる)を勧める。使わなくなったら知己の在住者に二束三文で売ってしまってもいいwそんなもんである。あまり難しいこと考えなくていい。使ってみれば便利だった、でいいと思う。使えば気になるので色々調べるだろう。そうすれば、最終的に大手VPNに収斂していくことになる。VPNなんて、冗談抜きで何億人というレベルで使っている「知られざる大手」サービスなんだから、海外暮らしで不便と思えば使えばいい。その程度の話だ。使えば匿名になるけど、それをどう利用するかはあなた次第だし、完全匿名になっているかどうかということについては知らない。そこはまた別の話だ。

 

VPNは悪用できる怪しいサービスではない

何度も書くけど、VPNは便利なサービスだ。台所にある包丁みたいなもんだと思っていい。日本側が規制する以上、こちらは使った方がいいに決まっている。
(日本人は、日本人にサービスを使ってほしいと思って海外規制をしているんである。我々は本来規制対象外なのだ)上手にVPNを使えばいい。

重要なこととして、銀行取引やクレカ関係でVPNを使うと止まることもある(多々ある)けど、あなたが本人ですと連絡を何回もしていると、次第にVPN利用でも通るようになっていく。
これは経験則として書いておこう。つまり海外不正利用リストから外される魔法のカードになっていくのだ。

日本から海外に移住した人というのは、海外でクレカを使うと止まることが多い。多いというよりまず止まる。それはあなたを守っている防御が働いているということなので、イラッとしてはいけないのだ。ありがとうございますという気持ちでいいのだ。止まることが正しいのだ、くらいでいい。

『止まって解除される。止まって解除される』となると、「ははぁ・・・コイツは海外でカードを使う客だな?」となり、だんだん海外で決済されても問題無くなってくる。
そしてVPNを使っても決済されるようになる。カード会社に「VPN使いました」でも通るようになる。今時の決済はaiでスクリーニングしているので恐るべきなのである。
細かいことは以下略だけども、本人が使う分にはVPNだろうがなんだろうが問題ない。

あ、脱線したwクレカについてはまたリクエストがあれば書くことにしよう。

えーとなんの話だっけ。いつも酔っぱらって書いてるから、なんだかわかんなくなってきた。VPNの話か。
なんか話が飛び飛びになった気もするが、ワイの読者にしてみればいつものことなんで気にしないことにしよう。こまけぇことはいいんだよ。

 

なおこの1.2の記事は有料VPNをメッチャ押している内容になってしまったけども、残念ながらアフィリエイトリンクは無いので、自分で調べて欲しい。
ちなみにワイがアフィリエイトやった時は、読者は絶対踏んで欲しいんだかんね!

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