セブパシフィックのWEBサイト変更点
セブパシフィック航空(CP)のWEBがヒッソリとリニューアルオープンしていた。わたしの知る限り三回目である。
これまでCPのシステムというのはお世辞にも良いとは言い難かったんだけど、さて今回はどうだろうか?という話。
支払方法は改善された
これまで独自決済だったCPが「ペイパル、グラブペイ、GCASH」の3つを一気に導入してくれた。アメックスもJCBも対応になった。特にGCASH払に対応したのは大きい。
次に、予約変更が無料になった。(ただし、都度運賃差額を支払う)この予約変更無料はキャンペーンではなく、CPは恒久的に無料にするということだ。
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はい。改善されたのは以上です。
では、どこが悪くなったのか?
まず、日本語対応が無くなった。対応言語は米中の二か国語だけとなった。
料金体系も変わった。
実のところ、これまでCPは、公式WEBサイトで予約するのが一番安かった。
CPに限って言えば、公式からの正規チケットが、一番賢い取り方だと、誰もが思っていた。しかし、今回の変更によって、そうではなくなったのである。
CP公式でチケットを購入すると、比の会社らしく、比の法律に基づいたお金が全部入りで請求される。旅客サービス料、空港使用料、燃料費、税金の四項目だ。合計すると5000円くらいになる。それに、何故か事務手数料という名目で450ペソ持っていかれる。
最新の公式発表はこちら。
旅行代理店の燃料代と同一ではない。比較してみてほしい。
私が比較してみたところ、片道で3000円くらいの差が出た。酷い路線では7000円くらい差があった。全く同じ路線で同一の日付なのに、公式のほうが燃料代が高い。
日本円で支払った際のレートも悪い。
まだある。旅行代理店を経由すると、旅行保険の会社が違うのだ。
CPは旅行代理店とあまり契約をしていないからなのだろうか。燃料費や諸費の反映が、正しく行われていないようだ。
というわけで、今後はCP公式の料金を鵜呑みにせず、他代理店と比較検討したほうが賢いといえるだろう。
細かいようだけど、何度も往復すれば何万円、何十万円という差となって現れる。
家族で往復なら数万円単位で異なるんだから、ちょっとの手間を惜しむべきではないだろう。乗る飛行機自体は一緒なんだから。
これまで筆者は「セブパシフィック公式ページで予約するのが最安!」と言っていたが、令和4年の段階では、「そうとは言えない」となっている。
まだある。箇条書きにしていくと・・・
・マイレージサービス「GETGO」がどこにあるかわからない。(し、マイレージプログラムもメチャクチャになった)
・名前、予約番号と会員システムの紐づけが弱くなった
・家族で複数のアカウントを保有している場合、ログインした状態で予約番号を入れても予約が出なくなった。これは相当アセると思う。
例えば、お父さんが予約した端末で、お母さんが会員ログインすると、正しい予約番号を入力しても「オメェの予約ねぇから!」と表示される。
これはトラブルの元になるので覚えておいた方が良い。
(この場合、一度ログアウトし、ログインしてない状態で再度予約照会を試し、お父さんの会員情報を使って発券確認をするのが正解となる)
・作りかけのシステムが、そのままになっている。会員の受信箱すら動いていない。
セブファンショップ、セブモーメント、セブトランスファー、セブワイファイ、このあたりはWEB上で動いていない。しかもポチるとトップページに戻される。
・セッションの有効期限が切れるのが早い。
・わたしはロボットではありません、の画面が頻繁に出るようになった。
(海外航空会社なのに、海外からのアクセス防御を強めた。悪いことではないが面倒だ)
ああセブパシよ君を泣く 君死にたまふことなかれ
どうしてここまで頑なにチケットを発券してくれないのか?