2022年日比往復情報(1)PCR検査

『結局のところ、どうしたらいいんだよ?!』

という人も多いだろう。情報だけは多いのに、ああでもない、こうでもないと右往左往して、マルチポストしているヤツが多い。
ここでいったん、決定版を書いてみたいと思う。ただし私はフィリピン住なので、日本にいる人は、ちょうど逆になる。今日は比→日の話。

 

まず、マニラから日本に行くにあたっては、PCR検査が必要だ。日側のmySOSを突破するには仕方がないのだ。これは事前に行うことはできない。時間指定がある。もしも日本行が5月5日なら、5月3日午後、くらいがベストだろう。3日の手続きに失敗しても、4日まるまる空いているし、当日だってある。このくらい時間の保険をかけておけば大丈夫だろう。

これは日本大使館オススメの検査場に行けば、なんの問題もなく終わる話だ(だからそうしてください)

—正規の書類を出して、胸を張って堂々と関空や成田や羽田を通り過ぎたいという人がほとんどだろう。だったら日本大使館指定のところに行ったらいい。

でもなぜか、妙に高いのである。しかもあまり良い話を聞かない。

フィリピン通の情強としては、日本大使館オススメよりも、安くて早くて通れる書類が欲しいと、検索したくなるだろう。
1000P違えば、家族4人いたら4000Pだ。無駄な出費を控えるのはいいことだ。4000P浮いたら、一回のメシ代くらい浮くであろう。

その答えのひとつは、上記の検査場である。(地図を見てね)
マカティのど真ん中というロケーションで2000P+税金(100P)である。マカティに慣れているひとならすぐ分かる。味千ラーメンあたりをウロウロすればよい。

 

検査は、喉と鼻のダブルなのだが、綿棒をチョッと触れるだけだ。そして翌日には陰性証明となるのである。
うむ。きっちりネガティブになっているのである。あれほどチョンチョンという検査で判断できるとは、さすがシンガポールの技術なのである(?)

ここの書類、英文だけでmySOSは通るし、リクエストすれば厚生省フォーマットも出る。
日本大使館オススメの、どの検査場よりも安い上に、レスポンスはかなり早い。おそらく何千人単位の日本人が、ここでクリアできているのであるw

この検査場、安い早い陰性という、三拍子揃っている牛丼屋みたいな検査場なので、帰国に持ってこいなのだ。
英文しか出してこないが、それでもmySOSは通る(通った)し、不安ならリクエストすればいい話だ。(日本フォーマットも出してくれる。無料だ。ただしリクエストしないとくれないかんな)ここはレスポンスだけはメチャクチャ早いので、相当頼りになる。営業時間外でもメールを送ったら返信が来た。これはフィリピンではほとんどあり得ないことである。

このシンガポールなんちゃらは、コロナ検査よりも書類手続きのほうが時間がかかると思ったらいいだろう。

罠1)ここの入力フォームは、日本語キーボードだと入力が入らない。現場でスマホ入力になると思うが、英語キーボードに変更して入力すること
罠2)貰った書類は、わたし生年月日が検査日だった。おいおい昨日生まれてないよ俺・・・と焦ったが、修正できた。
なおこの指摘は当日現場で気づいており、念を押して修正しておくように、くどいほど言っておいて、受け取った書類は間違っていた。やっぱりな!
この程度のことは、フィリピンでは日常茶飯事なので何の問題もない。

(※注)この記事を書いた後、マカティサーキットのPCRは、さらに安くて1500Pでイケるという情報を得た。これは私自身が体験していないので詳細は分からないが付記しておく。おそらく今後、もっと安い場所は出てくるはずだ。1500P以下のところがあれば教えてほしい。

—MySOSだけども、あれ別に色がなんでも、あまりビビることはない。だって結局、当日日本で、対面で手続きするからだ。あまり変わらないかも知れないという印象を受けた。次に、厚生労働省のフォーマット。あれじゃなくても、割と英文だけで通っちゃうようだ。他の人の話も聞いていると、mysosの色が変わるのはかなり早く、用件さえ満たしていればオッケ!という感じのようだ。つまりお役所仕事である。

わたしたちの国は、「やってる感」が大事なのだから、我々も、そのやってる感に便乗し、お上の言うような書類を準備しておけばよい。
PCR検査は、なんでもいいから書類さえ整っていればガバガバという印象。Mysosで色が変われば、まずもう心配要らないだろう。

付記しておくけど、日本では空港のフリーwifiが使える。空港でネットの契約が無くても大丈夫だから心配せんでよい。

PCR検査を忘れたらどうするか?

大丈夫。PCR検査を忘れたとしても、当日(前日)時間があればなんとかなる。PCRが必要なのは日本側。フィリピン側ではない。

ここは、いわゆるPCRテストのドライブスルーである。ここにタクシーで行って、なんとしても検査だけでも受けておけばよい。厚生労働省フォーマットで貰える。金額は高い。すぐには出ないがやるべきだ。たとえPCRテストの結果が出なくても、ここで検査さえ受けておけば、日本到着後に検査結果をネットで受け取って入国できるからだ。ただしここは近いけど、値段は、相場の倍はする。それに、検査結果が届いていなければ、日本入国に手間取るだろう。おまけにフィリピンに文句もいえない状況になる。これは最後の緊急手段だけど、空港に一番近いのはココだ。

PCR当日は、基本的に、ちょっと無茶だとおもう。上記にあげたシンガポールPCRを前日にやれば、おそらく当日午前7時すぎには返信が来る。
(が、例えばマニラ-名古屋あたりのセブパシだと、記録を受け取れるのは入国後になるだろう)

PCRはメンドクサイし、右往左往しがちである。一番動けるのが前々日なので、土日祝日を挟むと計算も狂ってくる。
だから、旅程を考えた時、そもそもの飛行機の予約自体をPCRに合わせたほうがいいのかもしれない。

 

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