フィリピン・マニラホテル検証:OYO 190 anglo residences

フィリピン・マニラホテル検証:OYO 190 anglo residences

【予約方法】agoda
【支払金額】1079P+150P

residensesとなっているのは理由がある。同じビルに、入居者とホテルが一緒になっているからだ。
マニラではこのようなタイプは珍しくない。

駐車場は別料金で150P取られる。大減点だ。こういう「説明にない別出費」はイラっとする。
しかし、別料金を取るだけあって、1000Pホテルの中では破格の安全性を誇る。
専用ゲートでの屋根付2重ゲート保管。抜群に良い。止めてしまえばクルマの心配はないと言えるセキュリティだ。

シャワーは独立タイプでお湯がでる。

一枚目の写真はよく覚えておいてほしい。これは安っぽいのではなくて、マニラのホテルはすべからくこうあるべきなのだ。
外観はどうでもよい。バスタブは海外だから望めないとしても、せめて熱いシャワーが欲しければ、このタイプのホテルしか選んではいけないのだ。
一日の疲れを癒したいなら、このタイプの給湯器が設置してある所を選ぶべきなのだ。
「温水を独立タイプで出してくれる給湯」こそ、フィリピンで選ぶホテルなのである。
(集中ボイラー方式はほとんど水しか出ない。これは☆4、☆5の高級ホテルでも全く同様である)

基本的に不満のないホテル。チェックインが素晴らしく早い。
こういう、泊っても印象の薄いホテルというのは、1000Pホテルでは実は貴重なのである。
ほとんどの場合嫌な思いをしたり、二度と泊るかボケ!という感想を持つ中で、これほど不満の無いホテルも珍しい。
なにも不満なく、通常にチェックインして、一泊して、快適にチェックアウトする。こういう経験は、マニラ1000Pホテルではなかなか難しいのだが、このホテルでは期待できる。

ロケーションとはしては微妙である。sta.anaは、グラブで中心地にいけば、もうそれだけで節約分以上のお金が出てしまうからだ。

それでもわたしは、このホテルを複数回利用している。

不満も利点もないホテルだけど、☆3くらいのサービスは確実にあり、静かで、熱いシャワーが保証されていてグッスリ眠れるのだ。
周囲には何もない。利便性も観光もなにもない。中心部からはやや離れた位置にあり、なにをするにも移動がオックウなホテルである。

それでも、面倒くさくなったらここにさえ泊れば、いわゆるフィリピン特有の面倒はなく、明日に備えることができる安ホテルといえる。コスパは個人個人あるだろうけど、私は勧める。