二週間帰国してましたの巻(1)当たりの強い入管職員に当たってしまった編

ちょうど半年ぶりなんだけども、ぷち帰国しておりました。戻ってきたんで、さっそく一発目の記事書きたいと思います。(サンミゲルライトを添えて)

今回の帰国は、ほとんど全部遊びという、大変ふざけた長期休暇でございました。

パスポート没収される

前回帰国してから半年程度だったこともあり、滞在期間も短いということで。今回は完全に油断していたんよな。
出国カウンターは2つ開いていた。ひとつは右。普通のねーちゃん。もうひとつは左。いかにも生理中のヒステリーババアみたいなヤツだった。左のほうは一人ひとりの審査がクソ長くって、あれやこれやと質問攻めにしている。うわー…可哀そう…

このフィリピンでは、役所なんかは担当によって応対も言うことも変わることがよくある。同じ役人同じ書類でも、ひとりはOK、ひとりはNGということがあるのが普通だ。

俺は「右に並びたい…右..」と念じていたんだけども、無事、左に割り振られた。キッツイネーチャンのほうで審査を受けることと相成った。ま。別にしょうがないんだけども。

そうしたら、このネーチャン。俺の書類に不備があるとか言い出したのである。

なんでも?前回俺がVISAを申請した際の?支払い伝票のバーコードに割り振られている数字が?端末に入力されてないとか?言い出したのである。

—はぁ?ナニソレ?

—それって俺のミスなん?

ああ。こんな言いがかりをつけられたのは、日比が国交を結んで以来初なんじゃないのか。そんな話、日本語ブログで読んだことひとつもない。

要はこういうことだ。比では役人が手抜きをして、PCに入力せずに許可を出すことなんざよくあるんだが、そのネーチャンいわく、それはあり得ないということだ。だからこれまでのVISA書類全部見せろとか言い出したのである。アホか。この窓口で、俺が入管に出した書類、全部持ってる筈ないやん。

ナイナイ。家にあると言ったら、そのネーチャン。俺のパスポート没収して、どっかいって、かなり長い時間帰ってこなかった。

—ええええええ?俺はもう「不安」の、一言である。

隣の列はどんどん進んでいるのに、俺だけ廊下に立ってなさい状態。入管窓口で放置プレイされるのはキツい。

別に問題ない筈だよな。そんなね?前回のVISAのね?あの、バーコードの下の数字とやらが入力されていないなんて。俺そんなん知らないんだから。

 

それにしても遅い…

横目に見ると、ネーチャンは俺のパスポート片手に同僚と雑談で盛り上がっていた。クッ!コイツ….

俺は、雨に濡れた仔犬目線を送りまくっているんですが…

ようやくネーチャン帰って来た。椅子に座った瞬間にスタンプを、俺のパスポートにガシャンと押してくれた。おお。こうなればもう安心だ。

『次回からは、アレコレ書類がどうのこうの』注意を受けたので、「ハイ!おっしゃる通りです!」と言ったら、『NEXT!!』だってよ。なんとか通してもらった。

後ろを振り返ると、そのネーチャン。まーた次の客に絡んでた。「旅行者だったらホテルに泊まってる筈でしょう」とか言っている。いやいやそうじゃない場合もあるやんけ…

いやー!いわゆる「当たりの強い職員」。ワイがこれに当たるのは二度目なんですが、やられたほうはたまったもんじゃない。読者の方からもこういう相談を受けますが、入管トラブルはホント嫌。

今回はトリップドットコムからおごってもらったラウンジを楽しみにしていたんですが、ラウンジに入っても楽しめなかった。今回の件は数日引きずりました。

やはり、入管をくぐる際には、なにを言われてもすぐに書類をパッパッと出せるようにしておかないと、どんどん話が大きくなる。

 

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