フィリピン・バリックバヤンボックスがどうしても届かなったらどーすんの?追跡・受取法

今日は、皆さんおなじみの、バリックバヤンボックス(日→比 デカイ荷物配送)について書こう。このバリックバヤンBOXというのは時間はかかるが、最終的には届く。荷物もデカすぎるのでロストしないわけだ。とにかく届くは届く。

バリックバヤンボックスとは、日本からクソ多い荷物を運び入れたい場合に便利なデカイ段ボールのことである。一般的に1立米を選べる。重さ関係なしにだ!だからみんな1mx1mx1mを選ぶ。いいんだよなんでもポイポイ断捨離して送っちまえよ!それがバリックバヤンの流儀である。小さい箱を選ぶヤツはフィリピン愛が足りないのである。そもそも小さい箱と大きい箱、2000円くらいしか変わんない。でっかい箱一択である。日本のバスーラ比の宝である。

とにかく日本からEMSを使い、アホのような関税を払うよりも、バリックバヤンで送るほうが圧倒的に有利である。なにしろ関税ゼロである。もしかしたらかかるのかもしれないが、そんときゃ払えばいい。(払った人知らないけど。この記事を読んで請求されたとか怒らないように)

日本の郵便局で、ああでもないこうでもないとEMSを使うなら、バリックバヤンのドでかい段ボールを手配し(佐川が段ボールを配達してくれる。そして引き取りもしてくれる。日本側は家から一歩も出なくてよい。素晴らしい仕組みである)なんでもかんでも入れて送ってしまえばいいのだ。なお、気になるお値段は、大きさや地域による(重さは量らないのでいくら重くても良い)が、おおよそ8000~12000円程度を見込めばよい。—この値段が気に入らないならジェットスターで自力で運べということだ。

バリックバヤンはおおよそ週1水曜の船便で送られる関係上、到着は全く読めない。事前に得られる情報としては、日本国内での、いわゆる待ち時間。これは度外視していい。順番に船積みされて、運が悪けりゃ来週だ。日本はおかしなことしないんだから信用できる。

で。ここからだ。マニラの税関から先、一体いつ配達されるのか分からなくなる。トラッキングナンバーはあるけれど~♪である。

いやマジでどうしたらいいのか?ということを今日は書くことにしよう。税関抜けたら「やりようがある」んだから。

 

まず、トラッキングナンバーみりゃ、自分の荷物がどこにあるのかは分かる。税関から倉庫に着くまではおとなしく待ちである。

そして、倉庫到着となったら、自らLBCの支店にいき、トラッキング番号を示し、保管先の倉庫を教えてもらって、車で行ってしまおう。

初回配達までは待ったほうがいいかもしれないが、バリックバヤンボックスは再配達がクソ遅いので、取りにいったほうが圧倒的に早い!これは知っておいた方がいいだろう。私はこれを何度かやったことがある。これまでのところ全部大正解。当日受け取りできるのだ。

 

というのも、バリックバヤンBOXというのはデカすぎる関係上、配達もシビアである。連絡がつかないと、そもそも倉庫からトラックに乗らなかったりすることが普通にある。配達したとしても一度きりで、再配達となると、ずーーーっとアトになることもある。それこそ一か月待ちなんてことになる。もはや送ったことすら忘れたころに届くということもある。

「いやーバリックバヤンで3ケ月後でしたよ!まったくフィリピンはとんでもない国ですね!」なんて愚痴をこぼしているようではいけない。
もしかしたら一度配達に来ているかもしれないのだ。この一度のタイミングを逃し、配達の連絡をスルーしているようであればバリックバヤンは使わない方がいい。バカ高いEMSを使ったほうがいいだろう。

わたしはもう、バリックバヤンは倉庫に受け取りにいくという前提でいる。初めからそういう覚悟?があるので、家に配達してもらったときなんかはもうありがとうございますと感謝の気持ちしかない。

 

というわけで、特にハイシーズンは、もう税関から倉庫に着いたら倉庫にいけ!である。バリックバヤンボックスは引き取りにいくのが正解なのだ。

ほんで、バリックバヤンプロの俺が教えるにはね。

LBCの保管倉庫というのは二種類ある。その中で、バリックバヤンを取り扱っているのは、一般バイクが配達している市民用の倉庫のほうだ。

だから、どこの倉庫になるのかという情報は、LBCの窓口のねぇちゃんが「ここの倉庫にある」という、おそらく本当であろう情報を鵜呑みにしてはならない。なんでかというとフィリピンだから。空振りに終わることもある。だから自分で、その倉庫を探し当てないといけない。(最初は大変だが、一度探し当ててしまえば、次からはその倉庫に行けばよいので楽である!)比慣れしている人なら、所詮倉庫の場所である。半日もあれば突き止められるので心配要らない。

そして、倉庫を見つけたら、自分宛の場合は適当なIDひとつで、あっという間に受け取れる。税金の支払いなんてない。受け取ってしまえば、あとは車に積んでアバヨである。これを知ってしまうと、二回目からは、楽過ぎて、もう倉庫エクスプレスである。自分の荷物なんだし、場所も知ってしまえば簡単である。慣れてしまえば簡単である。

それにしてもおそらく、LBCの倉庫に初めて入った貴殿は驚くであろう。二回目に入った貴女もエビ反るであろう。

『なんですか?あの….球体の、バリックバヤンボックス[だったもの]は….』

そう。LBCの倉庫には、クレームになるから永久に配達されない、日本人が送った球体のバリックバヤンボックスが、倉庫の隅に鎮座している。だいたいそういうのがある。相当年期の入った「誰かの日系同胞の荷物」だ。捨てりゃいいのに置いてあるのは配達業者としてのプライドなのか知らんけど。とにかくどの倉庫にもあった。

バリックバヤンボックスは立方体だが、それらは球体をしている。写真が無いのが残念だが、運動会の玉転がしみたいになっている。

どれだけの倉庫を移転してきたのだろうか。おそらく中身は、ビンテージモンのカップヌードルシーフードや、日本の粉ミルクなどであろう。
日本に返送するのもカネがかかるし、倉庫はクソ広い。配達するヤツなんて誰もいない。誰も興味も持たれずに、ただ置いてあるだけの球体がある。非常に文学的な代物だ。詩的だ。一世紀くらいおいて欲しい。

我が在比日本大使館付属マニラ日本人学校の、秋の大運動会に用いる玉転がしには、LBCの放置球体バリックバヤンボックスはまさに適度な重量と形状を誇っている。送ったヤツも、子供たちの役に立つなら本望ではないだろうか。このブログを読んだマニラ日本人学校長が、膝を打ってLBCに連絡を取ることを願ってやまない….ことにしようw

今日は大谷さん公式戦ということでお呼ばれして痛飲し、家に戻ってまた飲んで書いてる。あさっては例のエンジンかけるだけの車検屋にいく

いつも俺の適当ブログを読んでくれてありがとう。今後ともお見捨てなく