続きである! (最初から読む) 今日はサンミゲルライトと中国の安いビール呑んでおります。
さて。エアコン工事も三日目となると流石に終わりが見えた。
お昼、ハマちゃんが「お金、両替できますよ!」という。
ちょうどペソが欲しい人がいるので、探してきたと言っていた。日本の、某大手不動産会社のマニラ店・店長だという。
こちら側の日本円口座に円を入金してくれるというのだ。支払いはペソ現金。(ハマちゃんに払う)
わたしは何とも言えず黙っていたが、ツレのほうはOKだというので、やることになった。
ハマちゃんは、その店長のことを子分のように使っている様子で、電話口で、かなりデカイクチを聞いていた。
一回の限度額は、確か50万円? だったとおもう。よく覚えてないが、200~300万円くらいは両替した。
まあ、このくらいのサイズの金額なら、マニラの街中でもやれたんだが、ツレが「面倒くさい。まあ、大丈夫でしょう」ということで、この流れとなったのだ。
(このハマちゃんという男。確かに胡散臭いのだが、当時そこまで疑ってはいなかった)
相手からの先払いである! まず、50万円が、こちらに振り込まれた。それを確認してからペソを渡すやり方だ。これなら疑いようがない。
こういった、邦人同士の両替なんつうのは、物凄く厳密に言えば違法なんだろうけども。フィリピンでは街中の両替所だって匿名で取引できる。マレによくあることだ。
この方法だと、現金で日本円を持ち入れなくても済むので、確かに助かった。(※比から日本に持ち込める額には制限がある)
◇
この日は、作業といっても結線の始末や道具の片付けといった程度で、午前にはほとんど終わっていた。
そしたらハマちゃん。いきなり 「なにか仕事下さい! 一生懸命やりますので!」 と言って、俺たちに深々と頭を下げてきたのである。
ええええええ……
ついさっきまで、日本大使館の法律事務所に投資すれば、デカイリターンを見込めるとか言っていたのに……
仕事ねぇ……あればいいんだけども。パソコン触れないような発言を何度かしていたので、残念ながら俺の方は無かった。有ったとしても、多分頼まなかっただろうな。
俺らが顔を見合わせていると、
「じゃあ、なにか手伝えることは無いですか?」という。うん。有る。クルマとバイクが、まだ売れていないのだ。大物だ。
そうしたらハマちゃん。クルマもバイクもすぐに売れるから、任せて欲しいというのだ。
えええええ。どうしようかな?
バイクのほうは、ツレが「右から左にすぐ売れます!」というから任せていたんだが、帰国予定の数日前になっても売れない。
ツレは「絶対に売れる」という。もしも売れなかったら俺が乗ればいいと言う。冗談じゃない。俺はデカイバイクが嫌いなのだ。
クルマのほうも、ツレは「買った値段で売る!」と強気であったが、なかなか売れない。こちらのほうも心配である。確か90万ペソ切るくらいの売値だったが、そんな簡単に決まらないっての。
しかも一括現金で払える人なんて、なかなかいないぞ?
というわけで、ハマちゃんにはバイクを任せることにした。
「すぐ売れます!」と、ハマちゃんは断言する。あっそう。じゃあ任せようか。
というわけで、ハマちゃんは、この日、バイクに乗って去って行った。また後日、譲渡書類を取りに来ると言う。
———なんか、勢いでバイクの鍵渡しちゃったんだけど、大丈夫かねぇ……
不安しかない。
というわけで今回、「両替」と「バイクの仲介」の2点をハマちゃんに頼んだのだが、不安的中。その両方でトラブルが発生したのである……

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