今日起こったとされる食糧デモについて(コロナ下のマニラ)

やっぱりどうしても納得いかないので、思うところを列挙します。

今日、QC(マニラ北部)で、食べ物がないという抗議行動が起こり、多数の市民が「わざと用もなく出歩くラリー」を敢行した結果、迷彩服の官憲が市民を棒で打ち据え大量逮捕という衝撃ニュースが、全国放送で流れました。見た人も多いと思います。(※この記事を書いた当時はECQ.厳格な外出禁止令がでていました。わざと出歩くというのは国家権力に対する挑戦でした)

日中、非武装の市民が次々と手錠をかけられている映像は衝撃でした。いわゆる、初の暴動です。これは本当なのでしょうか?今日はこれについて書きたいと思います。みなさんと、今日のニュースを紐解いていけたらと思ったのです。一緒に考えてくれたらと思います。

 

おかしいなとおもうことその1

おととい、周囲のバランガイでは食糧配布を行いました。(報道でも出たよ)コメ、多少のおかず、衛生用品のパックを配布したのです。

『なにも食べるものがない!』と悲痛に叫んでいる人には、大変違和感を覚えました。”配ったばっかりだろ?!”と、私にしてみれば苦笑いの絵でした。だいたい抗議するってのは、元気がないとやれないんです。

おかしいなとおもうことその2

C4で抗議をしたこと。なんだってC4で抗議をするのか?

常識的に、一般的に、誰でも思うことは、コメをよこせ、ミルクをよこせというならば、ケソン市役所なりバランガイオフィスなりの正面でするべきでしょう。

私が抗議するならそうします。どんな抗議活動だってそうでしょう。抗議するにも相手はいるわな。「テメー!謝罪しろ!土下座しろ!謝れ!」なにを言うにも相手がいないと意味がありません(笑)今回の場所は、ぜんぜん見当はずれの場所です。この場所は、ただ直射日光が当たって暑いだけの、通行するだけの通りなのです。周囲にはなにもありません。なにも!

(※分かりやすいように地図を添付します)

だって高級住宅展示場「avida」の前よ?w”いったいなんだって、こんなところで抗議活動するんだ?”って思うような場所です。

抗議活動ってのは、注目を浴びなければ意味がありません。ここには、政府系の建物など、なにひとつありません。貧乏アピールするなら最悪の場所です。しかも隣に派出所とパトカーの寄せ場があります。ちょっと先にはMMDAの基地もあります。

ほんのすこーーしでも頭の回るひとなら、わざわざこんな場所で抗議活動をする理由が見当たりません。今日私は、この逮捕劇があったその時間、100メートル前くらいのスーパーにいました。行列はゼロ。すぐ入場できました。

この付近は、ロビンソン、ランドマークx2、SMx2、セーブモアと、徒歩圏内に高級スーパーが6つもあるという激戦区なんです。行列はほとんどありません。市井の価格と、さほど変わりない程度の価格で食糧は買えます。

また、パブリックマーケットはそれとは別に2つありますが、まったく混雑していません。生鮮食料品は、自由に選べて、溢れるほどあります。少々の値上げはあったかもしれませんが、抗議活動というにはほど遠い状態でした。食べ物は余るほどあるのです。

 

おかしいなとおもうことその3

 

実は、マニラ北部。QCはマスコミのメッカなのです。フィリピンの有名な報道機関は、全てクバオより北にあります。今回の暴動は、いかにも局の近くなのです。

私は、あのような治安部隊など全くみたこともありません。今日に限って突然出現したのです。そして、速報が流れてすぐに「野次馬」しにいったら誰もいなかった。全く誰もいないのです。(これは動画で撮影しました)

まえから思っていたのですが、この近辺では、ちょっとヤラセ的なプロ市民さんの動きがあります。(パサイもそうですが)動画ではわかりませんが、この抗議活動の真正面にはUNTV本社がありますし、ABSCBNやGMAなど、マスコミ本社がウジャウジャあるのがQCです。どう考えても、今回はマスコミに情報がリークされ、それを元に警察が動いて、「絵が撮れた」としか思えません。

速報が流れてすぐに私が現場にいったとき、もう誰もいない。これはやはりおかしい。比の通常なら、もっとダラダラしてないとおかしいんです(笑)こちらに住んでいればわかりますが、ひき逃げ事故の死体がしばらくほったらかしで、住民がただじーーっと見ているとかね。事件事故はとにかく遅いのがフィリピンです。

今日のデモ、鎮圧は、あまりに手際が良すぎました。日本でもこうはいかないだろうというほどに、まったく完全に沈静化していました。それも数十分以内に!比でこんなことありえないでしょう。

先月から、いろんな情報が乱れ飛んでますが、やはり自分なりの取捨選択大事かなと思います。日本のマスコミがおかしいというように、こっちのマスコミだってどうだか?

付記

この記事は、マニラがロックダウンして、一番厳しい頃に書かれました。かなり反響があったのを覚えています。このニュースが流れたとき、この場に私がいたので、思わず書いてしまった記事です。『動画で撮影しました』と記事内で書いていましたが、掲載時は公開していませんでした。それが以下の動画です。

太陽や影から、当日の日中であると、検証してもらってかまいません。この動画は、真実、当日の昼に撮影したものです。後ろの工事現場の進捗でもいいですが、この通り、まったく暴動など無かったことが伺えます。

野次馬に駆け付けた際に撮影したものです。ロックダウン中、ケソン市民が暴動を起こしたのは嘘です。事実ではありません。日本のメディアも、足で取材すればすぐ分かったハズなのに、公式発表そのままに外信記事を日本国民に流してほしくなかったです。どうしてECQ時に、わたしがこんなところをチョロチョロしていたかといいますと、電動バイクを買ったばっかりで、ノリノリでマニラ市内を走り回っていたときに通りかかったのでした。

※この記事は2020年4月に他媒体で掲載されたものを加筆訂正しました

 

 

最初の感想を呟いてみましょう

入力せずに呟けます