バイクを売った先がJPドラゴンだった件(1)

 

今日は最悪だった。停電でハードディスクは飛びかけるわ、書いた小説が新人賞落選するわ……

ということで、今日は怒りのサンミゲルライトを吞みながら書いております。(←結局いつも呑んでいるだけだろ!(笑))

今日のお題は、久々のアウトロー系の話題である! えーと。元々フィリピン界隈で話題だったんだが、本日。めでたく(?)強制送還となった、濵井大輔さんのことである。
日本で、メチャクチャニュースになっているやんけ!(笑) もうコレ隠しておく意味ないだろうということで。記事を書くことにしよう。少しシリーズになるかも。

 

今のところ、なにか刑が確定したわけでもなく、あくまでも容疑者段階である。(この記事を書いている今日現在では「推定無罪」なので)便宜的にハマちゃんと呼ばせてもらうことにしよう。

実はこのハマちゃん。ワタシ、何度もお会いしたことがあるのである(笑) 今日はその話。

彼については、実際の被害者も複数いて、取材も受け、刑事告訴もされているということなんだが。今回は、いわゆる現地在住日本人としての目線で、しばらくハマちゃんについて書いていきたい。

 

まず、このシリーズ。いきなり文章を読んでも、なにがなんだか分からないと思うから、以下で予習をしてほしい。

最近、フィリピン関係youtuberで人気のある、ロボじろーが まとめている。割と動画編集気合入っているので楽しめた。なかなかよく出来ている。全部見ると長いので、ひとまずザッと見て欲しい。
(※お断り:以下の動画が真実とは限りません。ユーチューバーがこんな動画を出していますよ、ということです)




はい。どうだっただろうか。なかなか面白かったとおもう。

では、以上を踏まえて読んで欲しい。

 

ハマちゃんとの出会い

以前、私のツレが自宅を退去するに当たって、エアコンやバイク等を売ったことがあった。2025年の1月~3月の話だ。

当時は、知らない日本人と随分会った。なにしろ不用品、家電やらPCやら、一式全部を売り切らなければならないのだ。

我々は、売り出し価格を全部一律半額にしていたので、問い合わせ自体は、すぐに来て、全部売り切ることができた。

このブログの読者さんにも数名お会いした。ロクにご挨拶も出来なかったが……当時はありがとうございました(ぺこり)

 

ほんでその際「エアコンを売って欲しい」と、連絡が来たのだが、その人物こそ! このJPドラゴンのハマちゃんだったのであ~る!! (笑)

マジで何度も何度も書いているが、「このブログは偶然が多すぎる」と思うだろう? 俺もそう思う。しかし事実だからしょうがないのである! (笑)

 

ハマちゃん登場!

彼は、自分でエアコンを取り外せるということであり、これは渡りに船であった。日本人だし、取り外してくれるなら、もう決まりだ。じゃあお売りしますということで、すぐに話はまとまった。

彼はスズキのワゴンに乗って、嫁と一緒にエアコンを取り外しに来た。私も車で売主の家に行って、合流した。

開口一番。ハマちゃんは

「ええーっ! 車で来たんですか? フィリピンで、クルマを運転しているんですかァー?」と言うと 「凄いですね……」と絶句してみせた。

なにを言っているんだろう? 自分だってクルマで来たじゃないか…… こういう事を言われることはマレにあるが、マジで1ミリも心が動かない。

あなたエアコン買う人 俺らエアコン売る人 それだけの関係である。
もちろん外国だから、お互い日本人というだけで気安さはあるが、それだけのことである。

簡単な自己紹介をしてから、さっそくエアコン取り外しとなったのだが、なにしろエアコン取り外しってのは、ちょっとした工事だ。話す時間はある。

彼は広島出身の宮大工で、数年前フィリピン人と結婚し、最近永住権を取ったようなことを話していた。ま、雑談である。齢は俺より上だが、清潔そうな身なりをしていた、普通のヒトであった。クチを開くまでは。

話題が酷すぎた……

当時は乾季。マニラの容赦無い日照りの中、エアコンを取り外すのだから、なかなか大変である。
我々は作業を見ていたのだが、さすが言うだけあって、手際は良い。フィリピン人ふたり分くらいの早さで取り外していく。

作業中も、彼は俺たちのことを、ずーっと褒めていたんだが、なにしろ会ったばかりである。心に響く事もない。こんな人いるの? って感じだ。

「え、免許も自分で取ったんですか? さすがですね……」みたいなことを言ってくるのだ。いや、別に、俺に限らず、コッチに住んでいる人なら取る場合あるだろ……
どうやらお世辞を言うクセがあるのかな? くらいに当時は思っていた。まあ、文句を言われるよりは良い。そこまではいいんだが。

そのうちドコソコの警察の話や、役所のコネや投資の話をするようになってきた。おいおい。まだ初対面である。もう少し待てよ! (笑)
俺たち、ハマちゃんのこと、なんにも知らないんだけど!?

——いや。昔はこんな人、たくさんいた。市長にコネがあるとか、警察にコネがあるとか、誰々と身内だとか。聞いても無いのに自分から言うひとって、フィリピンでは山ほどいた。

もしかして、その内、ヤクザの話でも出てくるんじゃないかな? 等と思いつつ、俺はソウデスネーと聞いていた。こういう話題。俺は、嫌いではない。

それにしても、とにかく話題が飛ぶ。

なんと言っていいのかな。「俺はこんなことをやっています」という話が多すぎるのだ。少し古い話なので、いちいち全部覚えてないが。

 

そのようにして、ハマちゃんとは出会った。エアコンは3台あり、当日全部取り外すのは無理だったので、また日を改めて工事をすることになった。

「じゃあまた来ますね!」 と言って、俺に2.3の頼み事をして、ハマちゃんは去って行った。

 

こんな人いるの?

彼が帰ってから、我々は、ハマちゃんの話題で3時間くらい話していた(笑) いやー! なかなか濃い人であった。いや。違うな。薄い人というべきか。

彼の言う言葉に、あまりにも真実味が感じられなかったからだ。

それに、同じ日本人とはいえ、我々は全くの初対面である。あんなに色々と、コネがあるとか付き合いがあるとか、アレが出来るコレが出来るとアピールされても、言われ過ぎて半分も覚えていないのだ。

 

彼は、俺が到着する前に家主に会っていたのだが、会ってすぐに「わたしは法律事務所やってまして、日本大使館とも契約しています」と言われたそうだ。オイ!

「一応、年配の方だし、比にはそういう人もいるから、話半分くらいで聞いてウンウン言ってりゃいいよ」

というと、

「あの人ヤバくないですか? どう思います? ヤバイですよね? あんな人いるんですか?」 と、俺に質問を浴びせて来た。うーむ。

「さっきも言ったけど。別にエアコン買いに来ただけの人だから。それより、揚げ足取ってからかうなよ。ロクなことないぞ」

と。まあ、買い主とハマちゃんとの間で、俺は困っていたのであった。

 

現地事情通

そんな折、俺は「現地事情通」と酒を呑む機会があった。

いわゆるマニラ界隈は村社会なんだけども、だからといってヤバイ話をペラペラ喋るようなヤツはいない。とはいえ、生の声というのは一番良いので、俺は不定期に現地事情通と情報交換をしている。

確か、リトル東京の星祭りだったか……酔いも回ってきたところで、「なんか最近、面白い日本人いないかねぇ」なーんていう、酒のツマミのような話になった。

「あー。そういえば、最近、広島出身の……」と言ったところで、

「濵井でしょ! 宮大工の!!」と、返答が来たのには驚いた。呼び捨てである。

「え。アイツに会ったんですか? どこで?」 アイツ呼ばわりである。

さりげなく聞かれる。俺が事情を話すと、なるほどね、という反応であった。 どうやらハマちゃん。連絡の取れない人のようであった(笑)

しかし。「え、ハマちゃん。なんかやらかしたの?」「ヤバイヤツなの?」と聞いても、返事は濁される。

「絶対関わらないほうがいいですよ」としか言われない。うん。そこは大丈夫。

だって。初対面で、あんなにいろんな案件並べられても、コッチは検討のしようがないからだ。

なお。本人の名誉の為に書いておくが、彼は中古のエアコンを買いに来ただけの人で、自力で取り外してくれた人であり、我々にとってはありがたいことであった。

事件が発生するまでは……

(つづく)

※お断り:本記事執筆時点で、わたしはロボじろー氏と一面識もありません。なんの利害関係もありませんので念のため

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