30年以上フィリピン逃亡していたという、スゴイ人がニュースになっていた。正確には32年だそうである。
これはスゴいよ。だって、逃げて来たの25歳の時という計算になる。容疑は強盗傷害ということで、なかなか重いが人を殺したわけじゃない。当時の初犯だったら、まだ人生やり直せた筈。一体どんな人生だったのか。ちょっと会って聞いてみたいくらいである。出所の折には、是非ワイの読者になって欲しい! (笑)
なんなら帰国して、ちょっと面会でも行ってみたいってなモンである。フィリピン逃亡32年は、なかなか出来るものじゃない。
というわけで、今日もサンミゲルライトを吞みながら、この話題に触れてみようと思う。
繰り返すけども、フィリピン逃亡32年は凄いよ!
俺も、この手の話題に何度か触れているし、実際、その手のヒトに会ったことも二回ほどあるんだけども、10年という人すらいなかった。フィリピン犯罪逃亡なんて、漫画じゃないんだから。なかなかやれるもんじゃないのだ。いきなりマニラに来て、どうにかなるもんじゃない。
それがこの人、32年である! スゴイよ。かなりの記録を打ち立てたんじゃないかと思われる(笑)
実は、フィリピン逃亡って、うまくやれば、この位はやれてしまうのである
このくらいの大ベテラン逃亡者になると、現地に完全に馴染んでいたと思う。
正直いって、日本人だからといって、警察がVISA見せろとか、パスポート見せろなんて話は、フィリピンに住んでいて、まず無い。ゼロといっていい。
この人の場合、なにしろ時間が経ちすぎているので、もう顔写真すら無いという状態だ。偽名を使って生き、オンナの家にでも転がり込んでしまえば、コレもう分かんないと思う。
じゃあ、どうやって生きていくのよ?
1.緩い仕事をやる
2.日本人相手の現金商売をやる
3.怪しいお仕事をする
フィリピンでは、日本人だというだけで雇ってもらえるところもあるので、探せば職はある。(本当は夜職がいいんだろうが、逃亡者だと顔バレするのでキツイ)
逃亡していると、ACRどころかパスポートすら持っていないので、かなり探さないといけない。パスポート不要となると、一応、現地肉体労働がある。
1というのは、例えば「洗車」みたいな仕事である。皆さんご存知だと思うが、あの道路沿いにあるCAR WASHの仕事とか。ああいった仕事である。(私は実際アレをやっている日本人に会った事がある)
こういう仕事ならパスポートもVISAもクソも無い。まあ、全く将来に希望が持てないが……(笑)
逃亡者でオススメなのは2である。日本人相手に現金で商売をする。(納豆とか豆腐とか、味噌とか。なんでもいい)これは細く長くやれる商売。フィリピン逃亡するなら、これが一番良い。パスポート失効しちゃって日本に戻れない人がやる商売は、まずコレだ。中には堂々と自分の人生の事情を喋るヤツもいる。リピーターさえ掴んでしまえば、少なくともメシは食える。食い物系だと、余ったらマカナイとして自分で食えばよいので無駄がない(笑) これまで出会った日本人逃亡者は、日本人相手に商売をしている人が多いという印象だ。下駄を売っているひともいたな。逃亡7年とか言っていたけど、今はどうしているんだか(笑)
なお、一般的な日本人は、犯罪逃亡者系自営業者をチクることはしないが距離を置く。やるならバレないようにやってもらいたいもんだ。常連になると油断するのか、聞いてもいないのにペラペラ喋る人も多い。わたしパスポート持ってないんですよーとか、誇らしげに言うヤツもいる。マニラなら良いとでも思っているんだろうか? こういう人は、いつか誰かにヤラれてお縄になる。このようにして、逃亡者というのは静かに消えていく。推理小説なんかと違って、フィリピン逃亡者って秘密の暴露をしてしまう人が多い。多分、内心で、もう捕まって終わりにしたいんだろうな。
フィリピン逃亡者を見抜くのは簡単
では、逃げている人を見抜くにはどうしたらいいのかというと、これは簡単。少し話せば分かる。まず、逃げている人は挙動や発言がおかしい。一番簡単なのは「日本に帰ったのいつですか?」と聞く事だ。
この目安は5年である。(←これは覚えておいた方がいい)
何故5年かというと。これはフィリピンの入管のルールとして、
「どんなVISAであっても!」(結婚VISAでも!)外国人が連続5年以上滞在した場合は調査するということになっているからだ。これは一覧でバチーっと出て、ひとりひとり調べられることになる。フィリピンの入管緩いと言っても、全くなにもしていない訳じゃないのだ。
とはいえ、別に問題ないひとは、面接に耐えられるので問題ない。
入管は、「お前さあ、フィリピンで何やってんの? パスポートとか持ってんの? なんで帰んないの? 不自然だろ?」ということを聞きたいのだ。
だから、フィリピンにガッツリ根付いている人であっても、基本的に4年以上住んでいたら、一度日本に戻ったほうがよい。のんびりしてからまた来ればよい。
連続6年、7年住んでいます。一度も戻ったことがありません! という人もいるだろうが、正直かなり、レアな人達である。「なんで一度も母国に帰らないの?」という、素直な疑問をぶつけられるからだ。
なお、このリストに載ると、入管から「退去」か「滞在許可」かの判定を下されることになる。別にブラックリストに載るわけではないが、履歴は残る。
だから、
『最後に日本に戻ったの? 覚えていません!ハハハ!』なーんていうヤツは、ちょっとコイツ怪しいなと思ったほうが良い。だって、常識的に、免許の更新やなんだかんだと用事はあるわけだから、普通のヒトは日本に戻るからだ。基本的には、おおよそ3年未満を目安に出国しておけば、フィリピンではほとんど問題ない。
日本に戻るということは、ある意味「無犯罪証明」なのだ。
私も、以前はフィリピン連続滞在をしていたが、やはりメンドクサイことに巻き込まれたくないし、あらぬ疑いをかけられたくないという思いが強くなってきて。この数年は、必ず毎年日本に戻るようにしている。日本で家系ラーメンでも食って、ドンキでお土産買って帰るというのも大事なことなのだ。
何故、強制送還まで3年もかかっているのか
この人。2023年に捕まっているのに、日本に送還されたのは3年後である。一般的にフィリピン逃亡者が送還されるのは半年くらいなので、捕まってからも粘ったんだろう。
やり方は簡単。こっちでワザと「訴えられる」と、その裁判が終わるまでの間、フィリピン政府は強制送還にウンと言わない。フィリピンの裁判が終わってから日本政府の要望に応じますということになっている。(これは昔からそうなんだが、最近ではこの手も通用しなくなってきている)
それにしても。この人、なんでこの手を使ったのか分からない。俺ならサッサと送還されるけどな。もうバレてんだから(笑)
竹内容疑者は1994年11月、福岡・久留米市で40代の男性の頭などを殴ってけがをさせ、現金約60万円を奪った疑いが持たれています。
うん。確かに悪いことをしたかも知れないが、いくらなんでも逃げすぎだ。当時25歳でしょ? ちょっとヤンチャしちゃったって話である。30年という年月は重すぎる。

最初の感想を呟いてみましょう