セブパシの予約をコンプリートする方法(再掲載)

セブパシフィック(CP)のWEBサイトが新しくなってから、まったく予約できなくなった人が続出しているようだ。

にしても、まーーーーーー酷いモンである。

なんなんですか?この新セブパシWEBサイト。

チケット購入完了まで行かない。(特にファイアフォックス系はトップページの表示もされない)
バニラのFF系ブラウザで開くとこうなる。上部にメニューバーが表示されていないことが分かるだろう。

↓正しい表示

この正しい表示を知らないと、そもそもメニューがどこにあるか分からなくなるので延々探す羽目になる。

もーなにをしてもダメ。今回は、かなり手ごわいのである。
CPに問い合わせると、「ブラウザのキャッシュをクリアしてね」しか返答は返ってこない。

ブラウザのキャッシュどころか、ファイアフォックス、クローム、オペラを新規インストールして試してみてもダメ。

 

 

例えばkiwiとかtripとかいった、CPの代理店経由からだとスンナリ予約できるんだけど、CP代理店というのは旅行条件が非常に悪いので勧めない。
(※基本は使わないほうがよい)

 

はっきりと日付が確定しており、往復共に20kg荷物を使うときは使ってもいいけど、公式より高いこともある。それだったらもう素直にANA乗っちゃったほうがいい。

 

つまり現在、CPの予約はできない。かなりPCに詳しい人でも撃沈するであろう。

じゃあセブパシフィックの専用アプリならどうか?というともっと酷い。

aと打つとaaと表示されるという、致命的なバグがある。aと打つにはaa(一つ削除)を繰り返さないといけない。そうして打ち込んでも、やっぱりエラーになってチケットが取れない。いよいよ どうしようもない。

というわけで、いよいよ本題。

 

~今月、セブパシの予約をコンプリートする方法~

 

1.スマホから、ブラウザアルファをダウンロードする。

これはロシアのyandexが提供しているブラウザ。
以前から不正命令のクッキートラブルに強いなと思っていたのだが、うん。頼りになった。西側諸国のブラウザでは太刀打ちできないセブパシもなんのその。予約画面が進んでいくのである。

国際線の予約情報は、間違ったら悲惨なので、PCで確認しながら進めていくのが通常だけど、出来ないんだからしょうがない。

 

名前、パスポート情報、スマホ画面で間違えないように!!

750Pの保険を外すことはできるが、機内食は外さないほうがいい。エラーになりやすい。機内食175P。そのまんま買ってください。
このオプション周りを外すと、また一番最初からやり直しになる可能性大。うまくいけば進むといった具合だ。

 

3.クレジットカード決済を選択する場合は、クレジットカード決済を選択せずにPAYPALを選択する。

 

なぜなら、クレジットカード決済を選択してカード情報入力すると、100%エラーになるからだ。

(しかもご丁寧に、クレカの二重暗証番号入力までは成功するという罠がある。だからうまく予約できたと勘違いするが、出来ていないのだ)
そうして、最初っから入力のやり直しになる。

 

やれば分かるけど、この画面にたどり着くまでも、何度も試行錯誤をしなければならないのだ。

 

だからPAYPALを使ってカードを切る。
PAYPALはセブパシとは違って、当然しっかり決済してくれる。これで予約が取れる。

 

今日は9月のチケットを取ってほしいということだったんだけど。

こんな状態だから、午前中はプロモ2500ペソであり、午後は5300ペソであり、次は16000ペソであり、その次は13000ペソであり、今みたら11000ペソであった。試行錯誤する都度、金額がぜんぜん違うのである。もうメチャクチャである。全部同一日付である!!

 

わたしに依頼した人も呆れて、「だいたい安いの取ってください」ということになったんだけど、確実に私の信用が失われた気がしたので、「自分で取ってみてください」とやらせてみたら・・・やっぱりエラーになったようで・・・セブパシィ!!

 

いくらなんでもメチャクチャすぎるだろと思って、他の日付も見てみたら、半年一年先のチケットがバカ高く設定されており、そうして12月25日、12月30日のチケットが2万ペソ台であった。

セブパシは旅行会社として終わっている気がしてきた。だいたいLCCのクセに、そんなに安くない。

ロックダウン中、セブパシは自社の予約システムを思う存分メンテナンスできたハズだ。なんで今、予約が取れない??これが民間のやることか?
いわゆる「フィリピン病」にかかってしまっている会社な気がしてきた。一度この病にかかると完治は難しい。セブパシはもう使ってはいけない会社になりつつある。

 

こないだ紹介した「国内乗り継ぎしてでも、150$関空マニラ」エアアジアが、コスパもそうだけど苦労しないという点でベストな気がする。
セブパシの半額だし、一発で予約できるからだ。規定も規約も明確だ。

エアアジアジャパンは倒産したけど、それでもフィリピンの会社じゃないってだけで安心できる。ジェットスターも復活してきたら、セブパシはマイレージもトラベルファンドも使い切って、もうバイバイでいいんじゃないか。

 

今日はブラウザアルファで突破できたけど、明日はできないかも知れない。ってゆーか、もうセブパシそのものを利用しないと、頭を切り替えたほうがいいかも。上記に一応説明文書いたけど、実践する人どれほどいるだろうか?

 

ANA/PRかエアアジアの二択で決めるのが一番賢い気がする。

セブパシはもう愛想が尽きてきた。まともに予約システムも作れない会社。運航もいい加減。そんなに安くない。

ジェットスターは良かった

セブパシ使うならジェットスターのほうが、乞食渡航としては割り切れる。だってジェットスターは日本のコンビニ端末で、その場で発券できたからね?

わたしは帰国後、マニラに戻る日程が分からないときは、いつもファミリーマートでジェットスターのチケット発券をしてマニラに戻っていた。その場で現金でチケットを受け取り、空港に行けば飛行機に飛び乗れたのだ。翌日発、成田マニラ9000円!なんていうチケットを、ファミマのねぇちゃんがカチャーンとスタンプ押してくれたら、もう次の日にはマニラに入れた。これは文句なしに便利だった。

クソだと名高いジェットスターだけど、チケットを売ることに関してはしっかりしていて、特に国内コンビニ端末との相性は抜群である。例えネットが無くても、例えどんな田舎にいても、明日マニラに戻るチケットを激安で買えたのだ。あとはお土産の重量と相談すれば良いだけであった。つまり一種の割安オープンチケットとして、ジェットスターは利用できたのである。賢く使えば便利な会社でもあった。

でもジェットスターは日本マニラ便を撤退してしまったから、もうこの手は使えない。ジェットスターを懐かしむ日が来るとは思わなかった。
(2024年6月追記:現在飛んでます)

だってセブパシは営業努力ゼロ。PRより安く発券していれば客は黙っていても来るという考えだから、PRとの価格差が1万円くらいしかない。
当然、日本のコンビニでは発券できない。チケットが欲しくても買えない。

 

日本便を飛ばしているクセに、日本の客はセブパシのチケットを買う方法を、いつも右往左往している気がする。それってホントに安いのかとw
訳の分からない手数料ばかり取られるのに、当日飛行機が飛ばないだの、客が少ないから明日飛ぶだの、言い訳ばかりの会社だ。

LCCだからそれも許されるんだろうけど、エアアジアやジェットスターのように、明確に契約契約でガッチガチに縛ってくれたほうが楽だ。この二社は、実に細かいところまで契約として出してくるし、500円1000円追加で権利発生しますと言ってくる。セブパシはLCCのそぶりをみせているだけだ。

 

私自身、22日にCPの予約があったんだけど、

「すいません、22日は飛ばさないことにしました、でも安心してください!あなたの支払ったお金はトラベルファンドにします。それも特別に一年間有効です!」と連絡が来た。

 

なにを言うか。

今月末までは、コロナの減便の影響で、旅行者は無条件キャンセルできる旨、わざわざ比政府が通達してんだから、有効期限一年間のファンドを恩着せがましく言うくらいなら飛ばせよ。トラベルファンドなんか要らないから。

 

というわけで、今月の飛行機の話。いかがでしたか?

日比渡航も、そろそろ平常になってきたんで、チケットの値段くらい見ておこうかという人もいると思うけど、秋くらいまではCP乗らない方がいい。あなたの知り合いのマニラ在住者に迷惑かけるくらいなら、なんにも考えずにPR/ANAでマニラに行った方がいい。2万くらい高いけど、それでもCPよりいいと思うよ。

 

(※この記事は、2022年6月に他メディアで掲載された記事を再掲載しました)

 

追記

いよいよCP(セブパシフィック)のチケットが、オンラインで絶望的に取りにくくなっているので追記します。

上記を試してみてダメだった場合、

1.最寄りに日本のCP代理店があれば、もうそこで現金で買っちゃう
円で買えるメリットと、直接対面で、安心して買えるメリットがあります。

2.しょうがないから代理店で買う
お勧めしません

3.フィリピン在住の人に会うなら買ってもらう
セブパシフィックは、購入者と搭乗者の名義が別でも搭乗できると公に公表している会社です。ですから代理購入可能です。
ただしあなたの個人情報を全部渡すことになるので(国際線だから当然そうなる)顔見知りの人以外は止めた方がいいでしょう。何万円という額にはなると思うので、そもそも買ってもらえないかも知れませんが、上手くいけば買えます。

セブパシフィックに搭乗する際は、支払った後に出る予約番号さえあれば乗れます。この番号だけで予約を管理しています。