フィリピン・マニラホテル検証 Zen rooms V plaza :manila

フィリピン・マニラホテル検証 Zen rooms V plaza :manila

【予約方法】agoda
【支払金額】924P

1000Pホテル道を歩む私としては、このマニラ市のZen V plazaホテルには期待していた。
トンド近辺で、コスパのよいホテルというのは、実はありがたい情報でもある。
今回は924Pであったが、条件によっては700Pまで下がるこの V plazaホテル。

まず面食らったのは、受付が閉鎖されていたことだ。
私が到着したのは午後8時ごろ。ホテルとしてはチェックインする人らが三々五々に来る時間であるが、受付はいなかった。そしてチェックアウトも午前9時以降しかできないという。・・・なんだそりゃ?

安ホテルであっても、チェックインやチェックアウトについては標準的なルールがあり、それをどこも守っている。ホテルはホテルだ。
でも、この V plazaホテルは、ホテルであるということを捨ててしまっている対応だ。

ホテルに入ると、謎の男性が数人来て手続きをしてくれた。ド素人なので、アメリカのテキサス州のジョンスミスさん?
なんていう不毛な会話を一回一回やって、ようやく私の名前を見つけ・・・てくれなかったんだけど、まあええわ、ということでチェックインは出来た。

部屋はagodaの通り!間接照明でベッドが照らされていて、たっぷりとしたダブルベッドもちゃんとある。(私はダブルベッドが大好きなのだ)これで1000Pを切るのはコスパがいい!と思ったのだけども。

写真を撮ってないんだけど、このホテルの良いところは、この写真だけである。

まずシーツが洗われていない。これはホテルとして致命的なことだ。
それもなんと、ガムが付いていたのである。こんなに分かりやすいことがあるだろうか?何度洗っていないのだろうか。清潔なのは見た目だけなのだ。

次に、シャワー室の排水溝にたばこの吸い殻があったことである。
フィリピンの禁煙ホテルでは、吸い殻があるというのは証拠となり、安くないペナルティを課せられる。
だから私は、チェックインしたら、この吸い殻を処分せねばならなかった。一応カネを払っている以上、こういうのは止めてほしい。

チェックアウトの際はロビーが開いていて、通常の手続きが出来たし、デポジットも帰ってきたんだけど、やはり1000Pホテルにサービスを期待してはいけないと確信したホテルだった。

ロケーションとしては唯一無二のホテルでもあるが、不満のたまるホテルだった。

「クルマ移動しろ」(※ホテルの指定駐車場である)
「なんで」
「お前のクルマは半分マンホールにかかっている」「だから?」
「もしマンホールを開ける作業になったら邪魔だろ?」
「そんなことあるのか?」
「とにかくどかせ」
「断る」

等のクソやりとりを経て、クソ雨の中、車を動かしたのは忘れない。全く何の意味もなく客を呼び出し、車を移動させ、マンホールを開ける際に邪魔だったなどといい、開けてチェックアウトしてみたら大型車がマンホールの上にガッツリ止まっていた。

そもそもマンホールを開ける場合ってなんてあるわけないだろ?雨降りの夜にチェックインして、明け方には出るのだ。
このホテルに泊まる際は、この暇すぎるセキュリティーが威張り散らすのも要注意である。

あれほどモメたマンホール問題。よっぽど最後に捨て台詞でもカマしてやろうかと攻撃的になったけど堪えて立ち去った。

海外で喧嘩をしてはならないという大原則がなければ、たぶん私は喧嘩していただろう。

 

このホテルは、部屋は40点くらいあげてもいいけど、スタッフは5点だ。1000Pホテルの中でも最低だと思う。

オススメしないが、このロケーションで用事のある人ならば泊ってもいいだろう。

いい加減なホテルだから、長く泊まれば快適になってくるかもしれない。ただし一見で泊るなら、遠くても別のほうがよい。