フィリピン ♨ 山忠 JAPAN SPA LOVEゆ マニラ

コロナん時無料開放までしてくれた、フィリピン・マニラ日本人のオアシス。旧・山忠(新店舗名:JAPAN LOVEゆ)がようやっと再開したので早速行ってきた。(まぁ、今後も現地民は、全員「山忠」と言うだろう。『ジャパンラブユ』なんて言いづらい!(笑))なお女性用もあるので女性のひとも読んでね。というか女性の方は♨記事の感想コメント欄に書いて欲しいんぬ。これだけは取材できないから。

というわけで場所はコチラ

場所は同じ。マラテ教会とロビンソンの間にある。

料金のほうはこちら。クヤがちょっと邪魔w

カプセルホテルが出来たらしいのだが、そちらは見学しなかった。すまんな。

中に入った感じ。やはりリニューアルオープンということで清掃したらしく、以前より心なしかキレイになっているように感じた。

 

↑こっちは女性用

※例によって入浴施設なので、ここから写真は無い(ぺこり)

新・山忠の感想

まず驚いたのが、あのボロイロッカーが全部撤去されていて、最新の電磁ロッカーになっていたことである。
山忠といえば盗難騒ぎが定期的に起こっていたんだが、安全性が上がっていた。しかも脱衣所に思いっきりCCTV(防犯カメラ)も設置されていた。海外ならではだろうが、良い事である。日本人はトラブルを一番嫌うので、CCTV設置は正解。

中に入ると、湯舟も設備も同じなんだが、かなり清掃されていた。一部機材はフル取り換えした感じもあった。
また、新しく湯温計が浮かべられており、客は自分の目で温度を見れるようにもなっていた。なおサウナも同様である。

それによると、一番デカイ手前の大浴場は42度。奥のヌルめ湯は40度であった。韓式と違って日式なだけあり、湯垢が全然浮いていない!いくらオープンしたてとはいえ、やはり日本人相手の商売。本来そうであるべきサービスが提供されていたのは良かった。

良かったところ

やはり清掃が行き届いている。汚いというヒトも多いのだが、やはり海外・フィリピン・マニラで、ここまでキレイなところは少ない。(山忠がキレイというより他が汚い)俺は評価する。

ラセマのように何種類もの風呂なんて要らないのだ。なんとかジャスミン風呂36度なんて要らないのだ。
日本人なら、清潔で、ほのかに熱い大浴場一択。これがドーンとあれば、他に何も要らんのである。山忠はこの原則を守っているのがよい。

男湯は、カミソリ・歯ブラシ・シェービングクリームの三点セットが無料で使い放題である。
高いカネ取ってんだから当然と言えなくもないが、これは続けて欲しいサービスだ。特にシェービングクリーム無料はココだけと思われる。
(他はセットで50-100P取る)

休憩室(脱衣所から階段を上がったところにあります。分かりにくいので注意!!)かなり快適。🍺も呑める。食事もできる。マッサージでは一応ウッフーンもできる(らしい。体験談有)

サウナ内にテレビがあって、ボゲーっと眺めていられるのも良い。これは以前からあったが、ガラスがキレイに清掃されていて、ちゃんと画面を見れるようになったのは◎
同じく前からあったが、浴室内で水分補給できるのはマジでありがたい。サウナ内でも気軽に冷たい水を飲めるのは大きい。

シャワーのほうは普通。リンスインシャンプーは紅茶のような香りで、他と比べると少し上品な感じで良い。ボディソープは透明無味無臭。これがまた湯舟に浮いても目立たない系の工夫があって良い。もっともアカスリの貸し出しは、日式なので当然ない。持ち込み必須だろう。

好みが分かれるところ

ドライサウナが熱過ぎる

設定が100度になっている。男性サウナは常に90度以上をキープしていた。呼吸すら熱風が入るほどクソ熱い。
こういうのが好きな人にはいいんだろうけど、俺は65-75度程度の韓式のほうが好みだ。日式サウナに久しく入っていなかったので忘れていたんだが、こんなに熱かったっけ?何度かチャレンジしたけど、ヘタレですぐに出てしまう。

他の客(日本人)は、さらに温度を上げていたので、俺が情けなくなったのかも知れない。
なおミストサウナのほうは47度設定であったが、温度以上に熱く感じた。ミストサウナって日本人にはなじみが無いので、アレあってもなくてもいいとおもう。

水風呂が冷たすぎる

これまた、韓式・フィリピン式(ただの水道水)に慣れ過ぎたのかも知れないが。今日湯温計みたら、水温4度だった!!
日式だからちゃんと冷やしているんだろうが、これはもう相当に冷たい。体温より20度以上冷たいんだから。

90度以上のサウナから水風呂に入ったら、温度差80度を超えるというイカれ具合である。いわゆるサウナ趣味で心臓発作起こすパターンなんじゃないのコレ。

もっとも、他の男性に聞いてみるとこれが良いという声のほうが多い。いわゆる「整いました」となりやすいんだろう。

俺は温度差が強いと感じたが、一般男性にとってはこの程度が良いのかも知れない。

 

悪かったところ

やはり3時間制限。せめて四時間は欲しい。3時間だとメシを食う時間を計算したら、それほどゆっくりしていられないので、今回メシを食えなかった。緩めてほしい。これは俺だけでなく他の人も言っているんだが、3時間だとメシ食って🍺飲んだら、割とカツカツなのだ。
風呂というのは時間を忘れてゆっくりしたい場所。ここはマニラでもある。日本みたいにファミリー層が殺到するようなこともないのだし、メシを食ったらお金も落ちるではないか。せめて4時間まで追加料金ナシにしてほしい。

次に。男湯のアメニティがほとんどない。これは失点である。ヘアブラシを殺菌しているところなんかは流石だと思ったが、比では定番のベビーパウダー、爪切り、ローションといったものが一つもなかった。また綿棒も安物すぎる。ツレが耳の中で折れてパニックになっていた。
日式なんだから、ある程度良いものを並べて欲しい。これは必要コストでもあると思うんだがいかがだろうか。せめて比の♨で、どこでも置いているものは最低限置いて欲しいものだ。
暑い国では男性も、ベビーパウダーなんかは湯上りに使うことが多い。カミソリとクリーム無料なのに、定番が無いのはチグハグな印象を受ける。850㌷というお金に見合ったサービスとして置いて欲しい。

あと、これは旧山忠から気になっていたのだが、貸し出しタオルの洗濯が甘すぎる。中にはかなり臭いの付いているものもあるので選ぶこともある。これは基礎なんで、ライバル♨に負けないよう努力してほしい。

総合印象

『多少清潔になった山忠』というのが感想だ。ライバルのラセマと比べるとコスパは良いと思う。日式ならではの良さも相変わらず随所に見られるので価値がある。駐在さん、出張さん、在住さん、留学さん、旅行者さん、みんなお疲れのときは、一度は山忠に足を運んでほしい。
日本と比べてはいけない。よくやっているとおもうよ山忠は。やっぱり足を伸ばして風呂に入ることって、俺らにとっては大事なことじゃんね。
ここが潰れたら、俺は悲しい。月イチでも貢献したいと思う。

アフター山忠のオススメ場所!

さて。アフター山忠のあとどうするか?だが、山忠から歩いて1分のSuzhou tea houseを強く勧める。満足した風呂上りに、もうウロウロしたくないっしょ?少なくとも俺はしたくない。

tea house というが、ここは昔っからある中華料理屋。レップラの一階にある。
この中華料理屋は不愛想だが名店で、普通にウマイ。何頼んでも普通にイケる。香港系ではなく内陸系なのが良い。周囲には纏だの銀河だの居酒屋あるが、山忠からの流れだったらココ一択。お値段もこなれており、しかも中華って飽きない。

さらに言えば、酒は隣のセブンイレブンから缶ビール買ってきて持ち込み可である(笑)今日なんか、日本人の団体さんがビールを箱で持ち込んでいたかんね。ココは一度立ち寄って損はない。日中韓は、政治的には相容れないかも知れないが、食い物に関してはマブダチなんである。

特にオススメしたいのが、風呂上りの、ちょっと小腹が空いた感じで、ド定番の小籠包。
これがナンボでもいけるのだ。メニュー表のA1である(笑)とりあえず2つはペロリなので、おひとり様でも初めから2つ頼んでいい。

あと、珍しいんだが焼き餃子がある。これがまた日系居酒屋よりウマイんだから始末に終えない。ああ、もう降参ですという餃子を出してくる。これを湯上りビールキューッとやりながら頬張ると、ああ良い休日だったと。明日からまた頑張ろと。とどのつまり、マニラで大満足とシャレこめるわけだ。

いいか?最初に小籠包を頼み、次に焼餃子を頼むのだ。ほんで小皿に注目だ。目の前に小籠包の酢と、焼餃子の醤油皿があるはずだ。
この、小籠包の酢と餃子の醤油をブレンドすると絶妙な味変となる。これがまた良いのだ…これはもうウッカリ『イサパ!』と叫んでしまって良い。俺が許す!ww男性なら、ここで米やチャーハン頼むのもアリだろう。こんなんもう無限に食えますからね。

というわけで、マニラ住なら山忠とSuzhou tea house。これはセットメニューである。
カップルや家族連れでも応用できるので、是非やってみてください。