近所のサリサリが襲撃されていた件
ワイの家の近くには、いわゆるデカめのサリサリがある。
普通のサリサリよりも大きい。店の中に入ることができてレジもある。お金はレジの隣で別の係がいて管理している。
だからサリサリというのが正しいのか分らんが、まぁ個人商店といった類のお店だ。場所がいいだけに、かなりの繁盛店である。店員が、常時4人はいて、全員ちゃんと働いている。
その店は何しろ近いし安いので、俺なんか二日と空けずに通っていた訳なんだけども、今日行って驚いた。
どうみても襲撃された後だったからだ。それも相当豪快にヤられた様子で、マジでビックリした。
ビックリした理由。この店は幹線道路沿いにあって、ジプニ-の乗り場にもなっており、交通量はひっきりなし。よく渋滞で動かなくなるような場所なのだ。しかも夜になると、警察のパトカーが停まりパトロールをする地点だからだ。えっ、こんな場所でヤられんの?!と言いたくなるような位置なのだが、現実にヤられたんだから仕方ない。ほんまフィリピン油断も隙も無いで。
その店は、格子をつけていない代わりに、畳一畳ほどに区切った小部屋に出納係がいるようになっていて、店員とお金をやり取りする(何と言ったらいいか分からんが、比に住んでいる人は分かってもらえると思う)仕組みだった。だからレジには多額のお金を置けないようになっていたんだが、
それが、その部屋ごと荒々しくぶっ壊されていて、ガラスが散乱していた。カギのかかったガラスケースは全部割れていて、中のモノは持ち出されていた。レジはレジごとなかった。
あー。やっぱり、サリサリの鉄格子って有能なんだ。アレがないと、部屋ごと壊されるんだ、ということを知った。
フィリピンの強盗
フィリピンの強盗って「ほんとに脳みそあるんですか?」というような話ばかりなんだけど、今回もまさにそんな感じだった。
人目に付くとか付かないとかそういうレベルじゃなくって、何もわざわざこの店狙わなくてもいいだろう?という条件だったからだ。
オッ金あって防犯が緩そうだな=ヨシ強盗!
どうしてこうなるのか?(笑)もう少し考えようよ!バカじゃないんだから!って、バカだから強盗なんてやるんだろうなw
以前、徒歩で昼間に銀行強盗に入り、成功したのはいいものの逃走経路を確保していなかった為に、流しのトライシクルに乗って捕まったヤツがいたけども、フィリピンの強行犯は、ほんとこういうパターンが多い。
私は以前、真昼間に警官の目の前でジプニ-強盗をやらかして、秒で捕まったバカをリアルタイムで見たことがあるんだが、さすがにドン引きした。もうほんの数百メートル先でやればいいものを、どうして警官がハッキリ見える場所で乗客にナイフを突きつけるのだろうか。
今回もそれと似たような感じだ。おそらくパトカーはいたんだろうが、バランガイのチンピラマフィアは、捕まったらどうしようとか、撃たれたら死んじゃうなとか、そういう発想すらしないので、目の前のレジに突進するwどうしてなのか(笑) そして今回は成功したようだ。
というわけで。
近所の、市価より数割も安い、流行っている個人商店というのは、近所にあればなかなか貴重なものなんだけども、どうもしばらく営業はできない感じだ。10ペソで袋一杯の氷を売ってくれるので来客時便利だったんだが…今回はワイも被害者である。