マニラ頂かれ男子は今日からシブく生きれんのか?

俺のことをブログに書いて下さいというマニラ男子。実は多い。なんでこんな酔っ払いブログに登場したがるのか分かんないので、登場させてないんだけども、理由は簡単だ。よくある話なので、書いていても読者の興味を引かないだろうと思っているからだ。

今回は現在進行形だし、本人とも今日会ったので、一応書いてみる気になった訳だ。

マニラ頂かれ男子は今日からシブく生きれんのか?

彼は御年、約50才後半。大卒じゃないけどワリと貰ってる系派遣社員。(年収約600万円程度というのでそれなりに凄い)本来なら、俺みたいなガキに人生相談するトシじゃない。俺はリアルだと、態度もデカイしクチも悪いかんね。(現実に会うと、このブログの1.1倍くらいひどい)

これまで出来る限り読者の相談には乗ってきたつもりでいる。ま、今日は、そんなおぢの読者相談話をしようじゃないか。

年収の半分を比の女に送金し続けるおぢ

彼の凄いのが、年収の半分をフィリピンオンナに送金しているというのだ。つまり年間300万送っている計算だ。これはなかなかできることじゃない。えらい!

本命に10万円(36000P)他の女(4人)にもバラまいているらしい。本命、対抗…競馬でも3点なのに5点賭けである。

カネを撒きすぎて本業では足りず、国でバイトまでしてカネを稼いでいるというのだからエライを通り越して尊敬である。

 

 

そしてなにより凄いのが、会ったこともない女に、何年もカネを送金し続けていることだ。

 

いくらコロナがあったとはいえ、まぁまぁとんでもない状況になっているというわけだ。ま。稼いだお金を何に使っても俺の知ったこっちゃないし自由なんだけども。(と書けば冷たいようだけど、その通りだろう?あなたの友人知人の給料は、ソイツがどう使っても勝手だろ?)

 

本人今回はまとまった休暇が取れたらしく、マニラで結婚の約束をしている27歳の女に会いにきたのである。

もうすぐ60歳の本人と、27歳の女性が、ハニーとかなんとか、四年間もやり取りした結果、結婚する相手に初めて会いに来たわけだ。会ったこともない若い女性と婚約、結婚という未来を信じて。うんわかる。

 

そもそも。はじめの相談内容

はじめの相談は、婚約者が前の大家とトラブルになって引っ越したという話からであった。

で、それは可哀そうだから、自分が家を見つけて、お金全部出してコンドを借りたんですということであった。

 

なるほど。あれ?ここからちょっと分からない。
比において、こういうトラブルは、もうアホほど証拠があっても疑うような話だ。

トラブルがあったからカネを出す=そのトラブルって本当ですか? というのは、イロハ以前の問題だ。『弟が留置場に入った』なんて話だったら「あっそw」と、チョロイくらいでなければならない。こういう積み重ねが海外経験そのものとなってくる。警察署の何階にいるのか?みたいな話で、在留邦人は盛り上がっているのである。

本件は、まず、前の家のトラブルとはなんですか?そもそもどこですか?みたいな感じで、通話アプリで、私は二時間以上話をしたのである。

なんでかというと、本人には分かっていることであっても、俺にとってはまったく初めての情報だからだ。だからはじめっから話をきかないとわからないのである。

フィリピン関係の相談に乗るというのはそもそも物凄い時間を消費することなのだ。だって、読者は俺に親近感を抱いて相談してくるけども、俺は全く知らない人なんだから。だから相談については、まず質問攻めをする。そうしないと分かんないからである。だってアンタ誰?なんだから。親身の相談だったら、だいたい3時間くらいは使う。

婚約者の本名はなんですか?過去、嘘を付かれたことがありましたか?学歴は?家庭環境は?何人兄弟の何番目ですか?シングルマザーですか?仕事は?ID持ってますか?出稼ぎの経験ありますか?年齢は?普段呼ばれている名前は?日本語話せますか?等など、聞くだけでも相当の項目に上る。

俺に相談した人は、まさかこんなに質問されると思ってないから、ナンダコイツということになる。

でも、おそらくフィリピンという国を、ある程度経験している男性なら、最低でもこのくらい質問しないと相談に乗れないとおもう。理由があって質問しているのだ。

 

で。ほとんど全員の日本人おぢは、こういった質問に答えることができない。婚約しているとか愛しているとか言うひとは多いけど、実際彼女のことは何一つ知らないということも多い。単純に勉強不足、経験不足なだけなので、このへんはこちらが補足してやればいいんだけども、彼女らと何年も付き合っていると言っても、こっちで調査する数日のほうが、よほど真実を明らかにすることができるのも確かだ。

改めて本件では、まず女の名前がevaと名乗っていたことだ。もうこれだけで、「もしかしたら『シンバハンババエ』(キリスト教にハマってる女のこと。俺が命名した用語である)なんじゃないか?」とピンと来た。evaというのはエバンジェリスタ、つまり細かいことを言うとプロテスタント系伝道者、広く言えばやっぱりシンバハンババエに通じるものがある。FBでevaという時点でもうねぇ。ただの直感なんだけど。

で。

その女は、日本人おぢの送金が足りないから家を追い出されたという話だった。その「追い出された住所はどこなんですか?」と聞いたら分からないと言う。ようやく聞き出した住所は・・・果たして、マンダルヨンの教会の住所であった。ああやっぱりなという感想でしかない。もうこの時点で、おぢが救われる道は無いな、と思っていたんだけど。

今月、おぢはマニラに来て、「借りたコンドで、27歳の婚約者とガバっと四年越しのフォーリンラブ」とシャレこむつもりでウッキウキなわけである。

何故か会えない婚約者

おぢはnaia3に到着したんだけど、婚約者が迎えにきていないというのである。これはフィリピンの文化上、ほとんどあり得ない話である。
理由をきくと、なんと入院しているのだという。うーん。じゃあしょうがないな(笑)

おぢは心配でしょうがないんだけど、スマンが俺は全く別の想像をしていた。まぁ、こう都合よく入院するかね?ということだ。

(略)

その後いろいろあったが、簡単である。比人の嘘はバレる嘘なのだが、さすがに月10万送金案件でもあり、なんと偽医者まで登場したのがちょっと面白かったくらいの話だ。さすがにおぢも気づいて(50代後半で、ある程度カネ貰っている日本人男性である。恋愛以外のことについては普通の判断ができるのだ)

騙されたと。バカだったと。今日、ロビンソンの、例の味千ラーメンで(笑)ふたりで冷やし中華をすすりながら語ったのであった。

(略)

さて。このおぢを批判するのは簡単である。なぜなら我々に言わせてもらえば、今回の渡航は、ただの答え合わせだったからだ。

この件については、また機会をみて書きたいと思う。