フィリピン(海外)暮らしで必須で買うべきもの

フィリピン(海外)暮らしで、絶対買うべきもの。というか、買わない理由がないもの。早く買えば良かったと思うものがある。
こういう知識は先人より学ぶものなのだが、そういうことを書く人がいないので、私が書いてみようと思う。

バイク・車

絶対買ったほうがいい。最初はお金がかかるが、売れば差額は返ってくるのだから、ちゃんとしたものを買えば、実はさほどの出費でもない。
「行動の自由」は絶対に大きいし、なにかと貸したりして小金にもなる。マカティ住だと駐車場代が5000Pくらいするが、あるだけで経験値は倍以上になる。なおバイクと車両方でもいい。
世界が広がること間違いない。田舎なら生活上必須だし、停電の時にも役に立つ。

シャワー

わたしはシャワーのない生活を5年くらいしていたが、買った瞬間に「なんでもっと早く買わなかったんだろう」と後悔した。
(もっとも一般的な日本人で、シャワーのない暮らしをしたひとは少ないだろうが)サリサリで炭を買ってお湯を沸かし、バケツに入れて「アッタケー」なんてやっていた私にとって、シャワーはまさに衝撃的な品物であった。
いまでも、同じような暮らしをしている日本人には、是非届いてほしい。シャワーだけは貧乏でも買ったほうがいい。

 

エアフライヤー

ナニソレ?という人も多いだろう。エアフライヤーとは、食品に高熱を当てる調理器具である。(日本にも売っているが少々高い)
私も知らなかったんだけども、これフィリピンで最も売れている高級家電なのだ。

たとえば冷凍ポテトを15分入れておくと、あら不思議食べられる。というインスタントな器具だ。これがワリとハマるのである。
なにしろ油を一切使わないという事実。(自分が調理しているので嘘がないのである)エアフライヤー用のレシピなんかもネットでたくさんあるので、かなりヘルシーな生活が送れる。
肉と米しかないフィリピンにおいて、下に油が落ちる構造のエアフライヤーは大きい。揚げ物であってもサッパリ食べられて、多少味は落ちるがそれなりにおいしいのだ。
難点は、清掃に手間がかかることと、機械自体は一年もすれば壊れることくらいか。
客が来た時にもサッと小皿を一品出せるので、わたしは結構重宝している。

 

風呂

この写真を見て「ショッボ」とか言うヤツは、マラテでATM強盗に遭って刺され、誰も助けてくれずもがき苦しんで犬死するであろう。

このビニールバスタブは、一億%買ったほうがいい。買わない理由が一切ない。これは至高である。神である。SSRである。ほとんど犯罪に近い。これはもう大使館で売るべき代物といっていい。全世界津々浦々の日本国大使館で、国民に格安譲渡すべきであるといっていい。まだ持ってないという人は、この記事を読んで右往左往し、慌てて買っていい。それほどの代物である。

私の家で、これを体験したヤツは、「声でるよ」「出ません」という会話のあとに風呂に入って、「あっアァーーー・・・・オウゥッフゥー・・・」めっちゃ声出てしまって、あがったら買うことを決断しているというパターンである。日本人にとって風呂というのは必要不可欠なものであり、切っても切れないものである。マジで風呂は文化である。それを離れてはいけないのである。

やはり風呂。どうあがいても風呂。シャワーじゃダメである。シャワーじゃなんの疲れも取れない。汚れが落ちるだけである。問答無用。全世界の海外在住在留邦人は、このビニールプールを買わなければならない。ちなみにこの風呂、先日体重0.1トンの人が入ったが大丈夫であった。簡易プールなりに、一応の耐久性はある。

そもそも500ペソだかんねこれ。(最近200ペソのものも売っているらしいが、わたしはまだ手を出していない)500よこれ。(二回言いました)

—これによ?日本の薬局で、248円位でズラっと売っている、「森林の香り」「ラベンダーなんとか」とかいうよくわかんないパウダーなんか入れてしまった日には、もう青空気分である。
タイマン張って引き分けて、川沿いの芝生土手に寝っ転がって大笑いでマブダチになる位の爽快感である。
なんだかよくわからないが、それほどの威力のあるものだと言っておこう。海外住にとって風呂は大きい!一日の楽しみが増えて疲れが取れるのはやっぱり風呂!健康にもいい!

まあ。フロモティ(風呂を持っている人のこと。今俺が名付けた)の俺なんか。

さらに祖国の「温泉マエストロが選ぶ秘湯」等とほざく、乳白色の粉なんか入れてしまっているのである!
休みの日なんか、もう隙あらば入っているのである!!

—-フッ・・・まぁ自慢だけどな?うらやましいだろう。

なにしろわたしの家は、熱湯が出るalpha給湯器(過去のブログ参照)を備えているので、熱めの風呂もばっちりなのである。

さらに解説しよう。このビニール風呂は500ペソ程度である。(3回いいました)この風呂は、一回50ペソと言われたら「ハイわかりました」と笑顔で払えるくらいの威力があるので、10回入れば充分元が取れる計算になるのだ。つまり毎月買いかえても、一切財布は痛くない。ということは、なんなら風呂桶を洗わなくてもいいのである。汚れたり壊れたりしたら、次の風呂を買えばいいだけなのだ。(※それなりに耐久性はあるが運が悪いと2,3ケ月で壊れることはある。結局は使い捨てのようなものである)
「もったいない」という人なら、近所のそのへんの人に、プールといってプレゼントしたらよい。(普通に喜んでもらってくれる)というわけで資源の無駄もない。

というわけで、海外赴任するなら風呂を手に入れるべきである。キミもフロモティになろう!なのである。歯磨き粉だのシャンプーだの、そんなもん現地で売っているのである!
海外に長く住むなら、風呂を早めに確保することは、必ず心の健康につながる。これは保証してもいいくらいだ。