マニラでスクワッタ暮らし(1)

スクワッタとは、簡単にいえばフィリピン貧困層の住む地域のことである。

スクワッタ住民というのは、フィリピンの経済ピラミッドの中で、一番下の中、下の上くらいの人たちだ。字が読めない、小学校中退という人も多い。

スクワッタ住民は怪しいだろうか?と言われたら、答えはYESだ。関わるべきではない。しかし、彼らが悪いひとたちだろうか?と言われたら、答えはNOだ。彼らは悪い人たちではない。彼らに『絡め取られてしまえば』あなたの人生は不幸になるだろう。つかず離れず、ではない。うまく利用!でもない。

スクワッタは、笑顔と悲劇が常に同居している。
スクワッタは、常に現実が先行している。
スクワッタの暮らしは、常に中学校の放課後暮らしをしているようなものだ。

スクワッタというのは、フィリピンそのものである。「人は国家なり」。スクワッタ経験とは、比の取扱説明書を読むようなものだ。

嘘、偽善、カネの無心、苦労、バカ騒ぎ。スクワッタで暮らしてわかったこと

恥ずかしながら、私は一時スクワッタに住んでいたことがある。毎日が戦いの連続だった。

コレ当時の写真なんだけど、これはお米を炊いているのではない。ボイリングといって、飲める水を作る作業である。スクワッタには飲料水どころか、そもそも水道が無かったので、こうするしかなかった。電気もガスも無いので炭である。

スクワッタで暮らすというのは、ほとんど弥生時代に住むようなものだ。電気、ガス、インターネット、水道等、基本的インフラは全て無い。私が最初に住んだ場所は、夜はロウソクだった。(今は電気の通っているスクワッタも多いが、電気代が払えず止まったままの家も多い)

朝早く起きて夜寝るのがスクワッタ暮らしの基本

スクワッタの住人になって分かったのは、まず朝早いことだ。日の出と共に起き、夜は適当に寝る。土曜日の夜はバカ騒ぎ。別に勤勉というわけではない。夜遅くまで起きていると電気代がかかるからだ。フィリピンの電気代は日本と同水準の価格なので、貧乏人の財布を直撃する。みんな電気を止めたくないので、なるべく使わないように生活するのが基本だ。

スクワッタでは冷蔵庫を持っていれば、水を凍らせ5ペソで販売することができる。

スクワッタ暮らしの事は、あとで書く機会があれば書きたいと思います

最初の感想を呟いてみましょう

入力せずに呟けます