マニラ日本人殺しもまだ鎮火していない昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。ワイはようやく仕事の区切りとなったので、今日は久々に餃子と焼酎で過ごしております。
さて。あのような殺人はインパクトがあったけども、日本だって実は社会的に危ない社会なんじゃないのというのが今日のお題。
俺の周囲で死んでいったひと
俺にだって20代だったころはあるんだけども(笑)そん中で、死んでいったヤツというのがいる。それは30代になってもいたし、今でもいる。
なにかっつうと過労死だ。(他もあったけど)
これって防げる話なのに、日本社会では防がない。いや、令和の今では防ごうとしているけども、いわゆるブラック企業なんて普通に存在している。
ひと昔前なんだが。都内カプセルサウナで、何ともなしに話しかけた人が、なんと!プログラマーさんであった。
そのひとは、あの!!
名前は出せないが!!
(特定できないように加工しております)
世界的に有名な、あの!!超超超ビッグタイトル関係の方であった。
えええええーっ!!!あの!あのゲームやってるんですかーーーー!!!!(絶叫)
俺はもう….感動してしまって!!根掘り葉掘り聞いたんだが、その人は、ビール片手に全部応えてくれた。
「いやぁーー…デビル**クライで儲けたカネサァ。全部ぶち込んでるんだよねー(笑)」
「いまやってるタイトルはサァ、100万本売れても赤字ってくらい予算使ってんだよね(笑)」
等々、等々。もう俺にとっては至福の時間であった。いやもうマサカ!である。
それにしても何ですか?今日は。お疲れサウナっすか?と聞いたら違うという。
「いや、俺ここに住んでんだよね」というのだ。ええっ?
「いや、カネはあるんよ(笑)帰れないの」
この話になったときに、その会社の同僚が丁度、輪に加わってきて、三人で話すことになったんだけども、話はこうだ。
家はあるけど、帰ったことが無いというのだ。月に一度も無いという。会社から住所教えてもらって、何度か行った程度の話らしい。忙しすぎて、郵便物すら取りにいかないのだという。
確かに….例のあのビッグタイトル…作り切る人というのが、世の中には存在するわけだが….
とにかく休むということが出来ないと。半日も休めないと。なにしろアメリカやらなんやらからの連絡もバンバン来るらしく。それに対応もしなきゃならないらしく。時差の都合があるわけなんだが、それに即時対応して仕事を進めているというクレイジーっぷりを発揮していたのであった。
こうやって、サウナの休憩室でビールを呑むのが、唯一の息抜きなんだという。
うわー….(眼を輝かせている俺)ホント光栄です….
(当時はコンプライアンスなんていうのもあまり無かった時代で、業務上の事もワリとペラペラ話してくれた)
その後。偶然お会いしたその方が(おそらく間違いなく過労で)亡くなったと聞いたとき、なんとも言えない気持ちになったよ。
お断り
個人の体験です
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