フィリピン住宅の切妻にある紋章。アレは一体何なのか?

 

 

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この『屋根にある、丸いメダルみたいなの何やねん!』という話である。実はコレ。調べれば調べるほど奥が深い話なんである。

 

そもそも、タイトルにある「切妻」って何やねんって話なんだが。この丸いメダルが貼られている壁のことを「切妻」というらしい。だから、便宜的に、このメダル的な何かのことを、日本語で『切妻メダル』と命名することにする。

この切妻メダル。10年くらい前にみたブログで、日本人が凄く興味を持って紹介していたので、前から気になっていたのであった。それにしても、命名しておいてナンナンだが「切妻メダル」じゃカッコ悪い。

 

『コレ』なんていうの?

 

と、ネットでもなくaiでもなく現地民に聞いてみたら、とても冴えた答えが返ってきた。「オキュラス」というのだ!! おお! コレ、オキュラスっていうのね!

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この、フィリピンのボロイ家……いや、bahay na batoには、必ずセットされている紋章的なメダル! これ、オキュラスというのである。スペイン語で「眼」だ。なるほど。非常に気の利いたネーミングである。一発で覚えられる、良いネーミングだ。俺は聞いてすぐにナルホド!と膝を打った。言われてなるほど、である。確かにこりゃあ、家の眼だ。

これをaiに聞いてみると「宗教的意味が~」なんていう、的外れな回答しか返ってこない。そんなわけない。だって、ただの量産品だし、キリストが彫られていない「オキュラス」だって沢山あるからだ。

特にボロイ家……いや、bahay na batoなんかは、写真のような「フローラルスタイル」が用いられると聞いて、オイオイと思った。これは重大情報である。

ということは?このオキュラスを良く知れば、フィリピンで、いつ建てられたのかという、おおよその情報が分かるではないか。このオキュラスは量産品でもあるので、かなり目利きは必要だろうが、いわゆる「ヘタレ具合」で年代も推定できそうな気がする。カネのある家は量産品ではなく、特注で彫っただろうし。

思うんだが。

このオキュラス。今は全く見向きもされていないが、これって芸術品なんじゃないのか。

匠が彫った一点モノは、もしかしたら将来何万倍の価値になるんじゃないか? 

だって、この紋章って、比の市井にあって、唯一芸術家が能力を発揮できる、貴重な品だからである。

しかも、時の洗礼を受けており、偽造品は無い。(だって、おそらく現状ゴミだもん)

でも、俺の目からしたら「買い」である。量産品ではなく一点モノで、価値があれば、それこそピカソを5$で買った人みたいになるんじゃねえのって気がする。

それに。価値はともかく、比の文化を知る上において、この「オキュラス」はなかなか深い。文章で書ききれない部分があるけども、また触れてみたい。

 

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