日本の番組「警察24時」はフィリピンでも有能だった
今日はようやくサンミゲルライトにありついております。自宅のネットが切れてるんで携帯より。
さて。日本の番組で「警察24時」的な密着モンがあるんだけど、アレ、youtubeにあがっているとよく見ている。だから、何気なく警察24時を見ていることが多いんだが、実はアレって有能なのだ。
警察24時を見たくないヒトが一定数居る
私が誰かと警察24時を見ていると、止めてもらっていいですか、他に変えないですか、というヒトが一定数いることに気づいた。
わたしは、テレビはBGMのようなものだと思っているので、なんでそんなに過敏に反応するのかと思っていたんだが、どうも一度逮捕されたヒトというのは、この番組が苦手らしい。そんときの記憶が呼び覚まされるのであろう。
わたしはこれまで、実は日本で逮捕歴ありますという人の告白を聞いたことが何度もある。(何度もありすぎて、もう誰がなんの件だったのかも覚えてない)実のところ、逮捕された経験のあるひとって、一般人でも一度くらいはあったりするんである。ま、逮捕歴といっても色々あるしね。若い頃のやらかしなんて、男だったら捕まんなかっただけで、誰でも身に覚えがあるもんだし。下手を打って逮捕されることだってあるし、酔って暴れて起きてみたらオヤオヤみたいなこともあるしね。
とにかく、そういう人達にとって、あの警察24時的な番組というのは、過去にやらかした心の傷跡を容赦なくえぐる内容なので、見たくないというヒトが非ッ常~に多いのだ。逆に考えると、あの番組を何気なく流しておいて、過敏に反応するヤツってのは、日本でなんかやらかしてフィリピンに来たヤツだともいえる。なぜなら、一般市民の感覚では、警察というのは少なくとも味方だからだ。警察が活躍する番組に嫌悪感を覚えるヒトというのは、なにか悪いことしてんじゃねぇのかと思うのは自然なことだろう。
そしてもうひとつ気づきがある。この番組は、警察に捕まったヒトは嫌悪するんだが、詐欺系のひと、知能犯系のひとは、眉一つ動かさないのだ。プロの詐欺系のヒトって、前科がつくと詐欺が出来なくなる都合もあるので、そもそもまず捕まらない。だから余裕で見ていられるんよな。
警察24時を嫌がるひとってのは粗暴犯、薬物犯が多いと思う。だから完全にレーダーとして機能するわけではないんだが、ある程度の機能は果たすと思う。
いわゆる友人との宅飲みの際、この番組を流しておくと、何故か聞いてもいないのに「俺もシャブで捕まったときこんなんだったわー」みたいなことを勝手に自白するヤツがいるんで(笑)是非活用してほしい。特に関係も浅い日本人相手には有効だと思う。