海外ガイドの選び方(1)

記事二連投!というより今日のメインの話はコチラ。「海外ガイドの選び方」について、いつか書きたいと思っていた。特に今日は総論を書きたい。

青島ビールも無いので、明日はまたバーボンにすっかな。いつものように酔っぱらって書いております。

海外ガイドは激減している

まず知っておいて欲しいのは、2025年現在、海外でガイドをする日本人は激減しているということだ。
というのは、コロナがはじまって、ものの1ケ月くらいで、ガイド業をしていた日本人はさっさと本帰国をしてしまったからだ。生き残った人々も、年単位の無収入に耐えられるわけもないので、現在、日本語話者で、プロの海外ガイドというのはほとんど生息していない。絶滅危惧種に指定されていると思っていい。

だから、現在、個人で海外ガイドを雇うのであれば、素人を雇うしかないので、かなり品質にバラツキがあると思っておこう。「きちんとした日本人ガイド」なんて、今、海外にはほとんどいないのだ!!おおよそツチノコとかトキとか、その程度の激レアSSRと思って間違いない。マニラですら絶滅危惧種なんだから。

海外素人ガイドの危うさとメリット

今日は総論なんで、まずメリットから書く。

海外で、日本人をガイドとして雇うのは、コレ完全にアリである!何故か?

1.全く知り合いのいないどころか日本語も通じない外国で、あれやこれやと世話を焼いてくれる日本人がいるというだけで、心強さがまるで違う。日本語で連絡して日本語で返答してくれる心強さは何者にも代えがたい貴重な価値を持つ
2.日本で下調べしてきた情報と、現地の情報とでは鮮度が違う。あなたの思い描いたような旅程をアドバイスしてくれたりするので、旅行前から情強になれる
3.帰国後も、連絡を取り合えば、いわば海外コネクションがあることになる。全くないヒトではなくなるのだ

このように、旅行以外の側面から見ても、海外のガイドと知り合いになるというのは大きいプラスとなる。

その反面、デメリットもある

1.プロがいなくなって素人の小遣い稼ぎガイドが増えた結果、品質にバラツキが出るようになり、ただの留学生や現地在住1-2年程度のヒトがガイドをするようになっている。観光地にいく下調べもしないし、そもそも知識がない。フィリピンとスペインの関係すら知らない人も多い。
2.ガイドとして最低限守るルールを知らない。また、旅行前の提案をしないので、行き当たりばったりのガイドとなる
3.客が危険な際に守れない。それどころか安全な旅行をする知識を教えない。タクシーの対応すらできないのでグラブ呼んで終わり。
4.客のものをパクったり投資を勧めたりする
5.ガイド料が高い。もしくは無料。相場も知らない。

他にも沢山あるが、このような喜劇を起こさないためにも、双方納得して、楽しい旅行にしたらいいのにと思うんよな。今年のGWが終わって、ほんとこの記事書かなあかんなと思っていたんよね。

というわけで(2)に続く