フリマの余波と反省会

またフリマの話を書こうと思う。

先月より『フィリピン撤退の日本人帰国家電を売りまくる』というミッションがあり、俺は手伝っていたのであった。

それが順調に売れた。おおよそ売れた。2025年3月2.3日にかけて、ワイは主にマカティをグルグル回り、売れた品物を手渡ししまくったのであった。なんでかっつうと、売主はマニラを運転するのが怖い人だからである(笑)月曜コーディングだし。
それに、手渡し希望の方に会ってみたい気もしたので、俺が引き受けたのであった。

今日。それが終わった感想を書こうと思う。最近気に入ったDALIのビールを飲みながら書いてます。

このブログの純読者様!!

一応、本ブログは、簡っ単なアクセス解析だけ一本入れてある。
SNSからの流入もあるにはあるのだが、一番多いのは、当たり前だがグーグル様からのアクセスである。日本語ブログなので、国名日本・アイポン・サファリ、という読者が最も多い。実に半分以上を占める。(なお、本ブログは一切SEO対策をしていないので、検索してもまず出てこない。みなさんブックマークして読んでいる固定読者がほぼ全員である)

ほんで、次に多いのは、当然ながらフィリピンからのアクセスである。そこまでは知っていた。

今回のフリマで驚いたのは、そのグーグル検索やブックマークをしていてくれている、純読者層からの注文が非常に多かった。なんで分かるかと言うと、対面して直接聞いたからであるw ツイッターで見た人より、このブログの読者で連絡したというヒトの方が多かった。
(俺がSNSをしていると知らない人もいた。「見つけました!」とDMまでいただいた)

SNSは一切やってない人というのは当然一定層いるわけだが、その人らから品物を買っていただいたわけで、これは驚愕に値することだ。
だって、このブログは..言っちゃなんだけど、検索に引っかかるわけでもないしね…
この記事だけではなく、本ブログは全部、俺が酔っぱらって書いているブログである。シラフで書いた記事はひとつもない。

ワイ、読者様と話してみた感想

ヤバイと思いました…いいんですか?ワイみたいな人とかかわってしまって…

まず皆さん、礼儀正しくって、インテリな感じの方ばかりでした。いかにもちゃんとしている人々(笑)
会話の端々からも「あ、この人ちゃんとした方だわ」といったような人ばかりでした。俺とは人種が違う。
対面してから「金額もーちょっとなんとかなんない?」みたいな人は誰一人おらず…打ちのめされましたねw

例えば昨日、シャープ電子レンジを納めたんですが、売主が..えーと、なんつうの?電子レンジの中にあるガラスの丸い台。
アレ、洗ったまま入れ忘れたらしく、そのまま俺に渡してきたのだ。

俺は何も知らず、納品してしまったんよね。つまり、部品不足で使えない欠陥品を手渡してしまったわけだ。
それが発覚したあと、買主何といったか。「あ、そうでしたか、いいですよいつでも」と言ってくれたのである。いやいや。いつでも良くないだろう。

—俺は恐縮してしまって、当日ララムーブのバイク便で売主から送ってもらい、今日の朝いちばんに届けたんだけども、そしたら買主。ありがとうございますとお礼まで言ってくれた。—何故!?

こちらがミスをしたのだから、買主は怒っているべきである。少なくともマニラではそういう態度が当然だ。どうしてお礼されるのか。

あまりの出来事に、今日、俺は一言も話せずに退出してしまった。(買主さん読んでたらすいません。ちょっと衝撃だったんで)

こんなことありゅ?

—これが日本人同士なのだ。そう。そうだった。

特にこの数年。普段ミスしたら、しつこく何度でも叩かれ、同じ話を蒸し返してさらに叩かれまくるという悲哀の多かったワイにとって、こういった反応をされるというのは、なんつうか。とても心にジンとくるものがあった。

楽とか苦とかそういうんでなくって、日本人同士の取引の、あまりの素晴らしさに、俺は酔いしれてしまったのである。買っていただいたかた、ありがとうございました。

 

俺の思てた読者層と違う

ところで以前、俺のファンクラブがマニラに出来たという記事を書いたと思うんだが。どうもワイのブログを読んでいる人というのは賢い日本・マニラ住/往復系の人が多いことに気づきだした。というか、事実そうである。いろんな読者と会ったが、ほぼ全員そういうヒトらであった。
もしかして、このブログを読んでいる一番のアホって俺なんじゃないかと。

問題なのは、なんでそういう人々が、このブログを読んでいるのか?その理由が全く分からない。
俺は、どっちかっていうと沈没系日本人や犯罪逃亡系の人らに向けての記事が多いんだが、ソッチ系の人でファンですというひとは、わずか数人程度。数えるほどしかいない。本ブログはフィリピン系に興味のある、ある程度ピラミッド上部の人の方が読んでいることがわかった。
これまでもそういう気配はあったんだけど、特に今回痛感した。それっておかしいよな。

だって俺は、そういう人々の知的好奇心を満足させるような記事なんて、ひとっつも書いていないからだ!

だって、ちゃんとした記事なんて、俺書いたか?まったく記憶にない。以前フィリピンの公用語について書いたことがあるが、今読み返してみると、うん。なかなか間違っているw 小説なんてひど過ぎて、あまりに読むに堪えないので、途中で読み返すのを止めたほどである。
「続編いつですか」とか、たまに連絡が来るが、すまん。書く可能性は無い。というより、もう一度最初っから書かないとどうにもならないんじゃないのコレ…w

どうして俺が、自分の恥を忍んでブログを書いているのか?というのは、実のところ俺にも分からない。

ただ、漫画『人間交差点」ヒューマンスクランブルの末期。(作者が連載止めたがっていた感じの頃)「人間ってのは恥をかいて生きるもんですよ。ズルズルズルズルとみっともないものでんよ」というセリフがある。生きることは恥をかくことだ、というこのセリフ。俺は割合好きだ。

多分太宰治信者だからだろうと思うんだが、いわゆる『恥の多い人生を送ってきました』的なことを書き残している気がする。
別に俺は退廃的な人間ではないけども。

そんなことより、今日コレ壊れました。