日本でバイトしたらこうなった(3)

 

翌日。とりあえずUBERとメニューを駆使して配達しまくるという話になったんだが、配達人の顔認証が必要ということで、ワイの顔を認証させたら登録者と違うってんでウーバーにBANされた(笑)どうもウーバーは、名義貸しは許さないということで、そういう仕組みになっていたらしい。(※なお、後日ごめんなさいしても許してくれなかった)

仕方ないので、メニュー一本でやることとなった。元々ヒマつぶしで始めたことなので 特に不満はないし、結果としてよかった。なにしろメニューのほうが単価が良く、かつ原付で配達できそうな注文しか来なかったからである。

翌日より、この配達を本格稼働して配りまくったんだけども、ワイは原付で無理そうな「水モノ」(スタバ)や、ラーメン等は全部配達拒否をして、弁当やローソンに集中して配ることにした。それでも注文は入るので問題なかった。

なにより寒すぎるという敵がいる為、夜になったら撤退していたんだが、少なくとも家でゴロゴロしているよりよっぱど良かった。おおよそ一日6000円程度を配る毎日となった。ショボイはショボイが、何もしないよりマシだ。

そうすると、夜の呑み会で、若者からは絡まれる。(←この男。酔うと俺に絡むのだ。いわゆる絡み酒と言うヤツだ)

「そんな小銭稼いでなんになるんですか?」
「知ってます?配達バイトって。ランドセルしょってるように見えるでしょ?大人の小学校バイトって言われてるんですよ?」
「そんなに疲れてます?疲れたフリして見せつけてるんですか?自分でやるっていって決めたことなんやから」

等々。仕事が終わるとボロクソに言われる日々が続いた。

それでも、俺はこの配達アプリバイトは面白かったので、続けることにした。

当初、俺は軍手しかなかった(笑)ので、防風手袋を買った。クビ周りやアンダーウェアも全部ワークマン(←できる子)で新調した。配達ライダーの装備も日々増強され、コツも掴んできた。

ウインカーが時々作動しないのは辟易したが、手旗信号で済ませた。これは一応「アリ」ということになっている。

というのは。方向指示器不調というのは不思議なことに、故障しても即違反。整備不良とはならない。何故なら、ウインカーが故障した際に限っては、昔の法律がまだ生きていて。手旗信号で行先を示すことが出来ればよいとされているからだ。これは法的根拠がある(道交法)ので、ウインカーが作動しないときはマジで手旗で曲がっていたwww

なにしろ多摩といっても東京都。天下の警視庁である。当然、後ろにパトカーだの白バイだの付くことがあったのだが、キッチリ手旗を出して、堂々曲がる分にはお咎め無しであった!実際何度かあったのだが、全部問題なかった。

当然である。ふふふ。法律とは守る為にあるのである。美しくも手旗を持って方向を指示する俺を見て、さぞや白バイ隊員も感涙したであろう。

 

そんなことより。客の中には、配達を待ち望んでいるという市井の庶民がいたということのほうが、俺にとっては大きかった。

いかにも風邪を引いている女子が、パジャマ姿でポカリを受け取る姿。

納期しか頭にないようなIT系の人が、眼を真っ赤にしながら弁当を受け取る姿。

俺は、こういう人達に荷物を届ける度にやりがいを感じた。確かに底辺職かも知れないが、なにも恥じる事も無い気がした。小銭を稼いで何になると言われても、俺は楽しかった。

一橋大学のバーガーキングは、もう何往復もしまくって、ご近所様に配ってカネを貰った。聖蹟桜ヶ丘のフィッシュネスバーガーは、たかが配達員の俺にも優しく接してくれた(こういう店は、唯一ここだけだった)

配達しまくって、いつのまにか東京競馬場まで行くこともあった。

そんな折、ワイは神奈川にまで配達にいったら、原付がぶっ壊れたw

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まだまだつづく

 

 

 

 

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