毎年のことだけど。日比国際線は、おおよそ12/18-19をデッドラインとして暴騰しはじめ、1/9くらいを境に平常に戻っていくのを毎年繰り返している。フィリピン・クリスマスの帰省ラッシュというのはタダごとではなく、平常客やビジネス客と帰省客が合算する関係で、特に日本-フィリピンは文字通り、ほぼ満席となる。カネじゃない。カネがあっても席が無い！ということにもなりかねないので、年末に予定のある人は、もう予約しておかないと間に合わないという具合だ。（片道6万払えるなら別に気にしなくていいだろうが。ビジネス20万払えるなら以下は読まなくていいだろうがな？(笑)）
それを避ける。いわゆるXmas割高便を避けるための裏技というのもあるので、一応紹介しておこう。裏技といっていいのか分からんが、いわゆる経由便を使うという手口である。これはスタンダードな手だし、国際人なら誰でも何度かやることだ。
経由便というのは、日本-マニラ じゃなくって、日本-香港-マニラ というように、他の国によって目的国に行くことである。これはなかなか奥が深い。第一、経由便をバラで取ると、その国に立ち寄れるので、慣れている人なら逆に気楽で楽しいものだ。経由便道はかなり奥深い。不人気路線経由から目的国に入る道を発見すれば、通常六万円が２万円！みたいなこともあり得るのである。（※例えば、ベトジェットエアが時々やっている、成田-ハノイ1000円(笑)を買ってしまえば、マニラにはセブパシのゴミチケット分だけでイケてしまうという具合だ）特に、ソウルや台北あたりのチケットは、旅行会社が5000円とかよくやっている。経由便でよければ、アレはかなり使えるものなのだ。
ところが今年（2025）はそんなこともなく、経由便と直行便の価格差があまり無い状態になっている。今年のブラックフライデーも、各旅行会社不発に終わっている。
今年の年末事情について
うーん！いろんな手を考慮しても、今年はほとんど隙が無い！という位、チケットが高くなっている。
フィリピン入国で、よくある裏技としては
マカラパット空港（要はクラーク）から入国する（実質マニラ便。うまくいけば一万円切る値段で成田チケットが買える）＝今年はダメ
セブ経由（定番）比慣れしている人なら、入国後のセブなんてどってことない話＝今年はダメ
台湾経由（定番。チケットはバラで買うこと）時間があるひとむけ。メシウマ国だが桃園近くは何もない＝価格変わらず
厦門経由（最近激アツな手口。トランジット客は、航空会社オゴリでホテル宿泊できる為、半額で日比往復できて厦門体験も出来てしまう。ただし+1（日））
最悪、香港経由（やるヤツはアホだが、席がないならこの手は仕方なく使うしかない。キャセイ様ありがとうという感謝の気持ち(笑)）
この辺りの手口が、今年は通用しないようだ。（直行便と変わらない）
隙といってもどのくらいなのか
この記事でいうスキというのは体感があると思うので補足しておく。俺が言うスキというのは、おおよそ一万円以上の幅のことである。
たとえば成田-ソウル １万円（乗り継ぎ何時間）
ソウル-NAIA 3万円
＝4万円としよう。
だったら成田-マニラ48000円なら、成田の方を買うべきである。単純乗り継ぎだったら、その手間暇を考えただけでも直行便のほうがよい。通常、一日8000円以上稼いでいる大多数の人であれば、時間換算にすると成田のほうがトクだからだ。
例えば、大陸特有の『極寒ソウル』にトランジットする意味は無いんだが、若い人ならそれを経験するのもいいだろうから、そういう意味ではアリ、というのが経由便だ。
さて最近マニラ着のトレンドといえば、新定番の札幌なんだが、これは冬には通用しないらしい（そりゃそうだ。人生一度も雪を見たことない比人は札幌行のチケット買うんだから、冬は高止まりなのだ）
しかも安いとはいえ札幌まで北上し、さらにセブパシ様で六時間となると、これはもう素直に直行便を選択したほうがいいだろう。今ならジェットスターで国内線ブラックフライデー4980円札幌買えるけど、来月になったらそうもいかない。
いやー…..今年は本当に隙がない。かろうじて、韓国に用事あるなら、降りてソウル-マニラも一応アリなのかな？という感じ。
これを書いているのは11/24なんだけど。今年末のチケットは、もう今からとっても手遅れ感があるので、年末フィリピン系で用のある人は、今日中に直行便のチケット確定させておいたほうがよさそうだ。
昔と違って、今はあらゆる穴が塞がれており、年末マニラは本当に大変になってきた。
というわけで格言を書きたいと思います。
1.ハァ？成田-マニラ片道5万円？ではなく、席が空いていてありがとうございますという感謝の心
2.経由便でも目的国にたどり着こうという謙虚な心
3.高いカネ取っておいてセブパシ様が遅延したとしても、笑って待てる謙譲の心
4.来月のチケットを12月から探しても、19日以降は安いチケット等無いという諦めの心
最初の感想を呟いてみましょう