中村がフィリピンでバイクの免許を取るまでの話(3)
フィリピンで、新規に免許を取ろうとすると、一度だけLTOのガチ試験を受けることは知っていた。
昔と違って、いまはPC試験。ただしカメラが自動で顔認証をするらしく、本人の顔がPCから外れるとペナルティ。
え?いつの間にそんな話になってたの?そんな話、日本人ブログで一切読んだことが無かったんだけど。
本当にフィリピンの免許関係は、昨日良かったことが今日は良いという具合に変わる。
そんで。なんだかんだ中村はLTOの本試験にたどり着いたんだけども、小さな問題があった。彼は英語が出来ないのである。会話はできるが、免許の試験問題なんて、日常で使う言葉はまず出てこない話。
そこで中村は一計を案じた。この試験問題を写真に撮って、優秀なヤツに送ってABCのどれか(三択である)を回答させたらええんちゃん?ということである。
うん。これをカンニングというんだが。(彼は英語の綴りだけが読めないという、ちょっと特殊なひとでもあった)
そして選ばれたのは、現役バリバリの大卒・教職ネイティブ。免許の試験なんてチョロいwと豪語する人材であった。
そいつに問題をメッセンジャーで送ると、秒で回答が返ってくる。
心強いのである!
中村は言われるがままに、A!C!B!と選んだ結果、30分も余って問題をクリアした。
何故こんなことができたのかというと、試験官が用事があったからだ。
田舎のLTOでは、免許試験の試験官が、外せない用事があることが、かなりよくあるらしい。
うーん。用事があるなら仕方ない。
なお今回の件については、一切賄賂などはない。本当に偶然なんだけども、他の誰かの影響で、試験官がいない状態だったらしい。
ちなみにこの記事を読んでも実践できない。(不正行為するノウハウを書いていない)あくまでも読みものとして楽しんでほしい。
つづく