ノマド生活を耐え抜くワイのやりかた

今日はフィリピンと関係ない話。

最近では、自宅で仕事する人が増えた。

最初こそ、軽くサボったり、テレビを見たりと自由な感じでいいじゃん!!と好評だったわけだけど、
今では自宅での仕事に心底ウンザリしている人もいる。

気が休まらない、場所が狭い、人と会話しない日が多い、通勤は運動にもなった等々。

そう。実は自宅での仕事というのは、割と心身共にやられやすいのだ。

ということで、この自宅での仕事についてはコロナ前から行っている私が、自分なりの工夫があるので
それを書いてみようと思う。

 

環境が大事

まず環境が大事である。環境とはキレイな自宅オフィスを整えるということではない。
長丁場に耐えられるだけの、自分のおもいのままの環境ということだ。

具体的には道具にこだわったほうがいい。

まずは姿勢。

椅子なのか、胡坐なのか。だいたい椅子だろうけども、じゃあその椅子はどんな椅子なのか。
こういったところから、深く考えていかないと、長い期間戦えない。

椅子は、高いものではなく、安いものでも自分に合っているものを選ぶこと。
ゲーミングチェアのようなものを買いがちであるが、万人向けの量産椅子のほうが
会社にいる気がしていい場合もある。

固い椅子なら調整できるが、柔らかい椅子は調整しにくい。

次に画面だ。

PCの画面は小さいほうがよい。大きいほど眼精疲労が来るからだ。
簡単なことで、大きい画面だとクビの動きも目の動きも多い。小さければ動きは最小で済む。

なお、大きい画面派の人もいる(エクセルのハジのほうまで一気に表示したい!という人)
ので検討を要する。

画面は、自分の目線より低くしたほうがいい。下を見たら画面が来る感じが良い。
画面の中心と自分の目線が並行だと凄く疲れる。出来ればキーボードより画面のほうが
低い位置にあるとよい。

同じ理由で、画面は出来ればノングレアで輝度の低いものがいい。これは目の疲れと直結する。
テレビでいえば「シネマモード」の極端にしたような感じだ。
仕事で使う場合、グラフィック系以外の人なら色なんか関係ないから、なるべく発光を抑えて
文庫本のような画面調整にするのがベストだ。

キーボードやマウスも、なるべくストレスのかからないものにして、気に入らなければ
即ゴミ箱。買い替えて使おう。

現代人にとって、マウスやキーボードというのは、職人のノコギリやカンナと同じである。
自分が気に入ったものを、修理してでもとことん使い倒す!というほうがいい。

わたしの感覚だと、安いキーボードやマウスはバカにできない。
特にマウスは、アホみたいに安い、そのへんで売っているヤツが良くて、
高給マウスが重くて使えなかったりする。

キーボードも、高価なものはレイアウトが違ったりしてイラっとすることもある。

わたしの使っているキーボードはとっくに生産中止になっているが、
帰国時、ブックオフの中古2400円で同じものを見つけ、狂喜乱舞して買いなおしたものだ。
誰がみても小汚い量産品なんだけど、何度も洗ってメンテして、大切に使っている。

マウス、キーボード、画面。この三つは必ずこだわる事。これだけで全然違う。
高価なものではなく、量産品も進んで買ってみよう。

 

一時間休憩を取らない

一般的に、企業や仕事は昼1時間休憩。あとは仕事。少しジュースやお茶程度の小休止というのが
一般的なパターンだけど、できればこれを止めてしまう。

代わりに、労働拘束時間を一時間増やして、このスケジュールにすると良い。

1.一時間ごとに10分休憩(50分たったら10分休む)
2.さらに昼休みは別に取る

この場合、9時5時ではなく、9時6時になるのだが、それでも一度やったらこちらのほうがいいと
気づくだろう。この10分休憩があると、立ち上がって歩いたりするから血流が回復するし、
外の景色を見たり、ちょっとした買い物に出たり、なにか飲んだりすることができる。
これが実に大きいのだ。

トイレは含めないので、最初のころは、なんだか休憩ばかりしている気になるだろう。
その場合、昼休みは40分に短縮するなど、自分なりに工夫すればいい。

とにかくこまめに休むこと。目と腰を、何年も使うひとならこれをやったほうがいい。