元議員、ガーシーこと東谷義和はどこに逃げることができるのか

今日はガーシーの件について。暴露系の人らしいけど、俺はこのひとをよく知らない。

それよりも、海外ブログらしく、今後を予想したいと思う。今日はサンミゲルじゃなくてGINを呑みながら書いてます。

旅券返納命令

まず旅券返納命令というのは、日本政府が「パスポート返せ」ということなんである。何故なら、パスポートというのは、実は
日本政府のものだからである。よく考えるとオカシイんだけど、一応はそうなっている。

このパスポート返納命令というのは、ニュースにならなくても毎月ひとりくらい出ている命令だ。
日本大使館の掲示板に貼ってある。全世界の大使館、領事館に貼られるんだからスゴイわけである。

この命令。俺も知らなかったんだけど、本人が受理しないといけないらしい。

で、本人が受理しないと確認した場合、官報に載せて、さらに期限が切れたらようやく失効するという流れのようだ。
つまり命令が出てから時間的猶予がかなりあるのである!

一か月はあるのが返納命令

こんなノンビリしていたらアカンやろと思うんだけども、手続き上そうなるみたいだ。
命令が出たら、ゆっくりチケットを取れるわけである。

つまり、有効期限内に、永住権取れる国(買える国)に行ってしまえばいいことになる。

永住権というのは割と買える国があるんだけど、日本政府の圧力があるとなれば話は別だ。
だって、小国というのはホイホイ差し出すからだ。日本は強いのである。

差し出されないためには、永住権ではなくて国籍が必要だ。これがあれば引き渡しはされない。
かのカルロス・ゴーンが逃げおおせたのも、レバノン国籍を持っていたからである。

さて。パッと思い浮かぶのはロシア、北朝鮮、北キプロスあたりの胡散臭い国?しかない。
こういうところの国籍を取れれば、まず日本政府はどうしようもないだろう。わたしが候補として考えるのはロシアである。

本人は1/4在日ということなので、韓国ということもあり得る。国会議員に当選したんだから日本国籍なんだろう。
しかし、今日は日韓首脳会談で雪解けムードになったことだし、もしも韓国籍を主張した場合、おそらくアッサリ御用だろう。
日韓は引き渡し条約があるのだ。

ロシアしかないと思うんだが・・・

普通に考えて、元議員が海外でノウノウと暮らし、今後も活動するならば、ズバリロシアしかないとおもう。
UAEはたぶん引き渡すだろう。そもそもUAEは移民で出来ている国だ。

他に考えられる国もあるけど、いろいろとハードルがある。パレスチナあたりも候補としてはあるけど(近いしな)
一度カネをもった人間が、ああいった場所で生涯暮らせるだろうか。
それに、彼は政治的信念があるわけじゃない。反イスラエルということもなさそうだ。

今回の件は、公務員買収というわけにもいかない。中国あたりはダメだろうと思う。
日本と中国というのは、非常に成熟した外交関係がある。(なにしろ遣隋使から千年以上やってんだから)
彼は議員時代、政治的にもっと動けばよかったんだけどそれをしなかった。

不逮捕特権という最強カード

国会議員の不逮捕特権というのは、法律じゃなくて憲法に規定されていることだ。
だからこれは絶対に動かない。帰国したほうが良かったと思う。一昨日まではよかったのに、いまや容疑者扱いである。

国会の会期以外でも、おそらく逮捕には相当新慎重になったであろうはずなのに、それをしなかった。

今後の逃避行をするつもりなんだろうか?せっかくもったジョーカーを、空しく捨てたような気がする。